今回は
5月28日のダウ、ナスダック指数ほかを見て
「31日の日経平均株価、どうなるかな?」
と、チョイ思うです。
1 5月28日発表の米経済指標
2 5月28日のダウ、ナスダック指数
3 5月31日の日経平均株価はどうなる?
5月28日発表の米経済指標
5月28日、米経済指標で
「これは、チェックだよね」
と思うものを時系列で挙げれば、この三つ。
(コンタロウが捉えるもの)
数値引用はすべて、こちら
https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210528&c=ALL&i=0
〇 米個人消費支出
(日本時間21:30発表)
結果:3.6%
予想:3.5%
前回:2.3(修正2.4%)
結果:0.7%
予想:0.6%
前回:0.4%
※ コレ、一番重し!
結果:3.1%
予想:2.9%
前回:1.8(修正1.9%)
いずれも
前回、予想、両値より大きくなっています。
消費性向は上目に進んでいるのでしょう。
同時に
「インフレへの序章?」
・・なんて思ったりもしますが、いかに。
次はコチラ
〇 米個人所得
(日本時間21:30発表)
結果:-13.1%
予想:-14.1%
前回:21.1%(20.9%)
前回値から下がりましたね。
3月は1,400ドルの給付金があったためか
それで上昇したと思われましたが
4月は特に天から降るお金もなかったので
こういう状況でしょうか。
ただ、予想値より沈まなかった点は
いささかなりとも雇用ほかの状況が
好転しつつある証かもしれないですね。
〇 米ミシガン大学消費者態度指数
(日本時間23:00発表)
結果:82.9
予想:83
前回:82.8
予想をわずかに下回っていますが
前回値より上です。
購買意欲に衰えはないのでしょう。
総じてドル買いに進む!
と思われますが、いかに。
そして
ダウはこれらの影響を
「景況感よし」
と受けとめ上昇している様子。
また
そのためか、この際のネガティブ評価
インフレ懸念は
「それには及ばず」
との見なしが強そう。
それで
上下の変動を伴いつつもプラス値を維持。
(28日23:30)
5月28日のダウ、ナスダック指数
そこで
5月28日のダウ、ナスダック指数の動きを
見てみます。
この日、両指数はプラスの値から始動し
おおむね引け前まで比較的大きな上昇幅で
動きを保つところ。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
【ダウ】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
【ナスダック】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
ところで
ナスダックの動き、上昇を鈍らしているのは
やはりコレ。
【米長期国債利回り】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
米経済指標発表アト
国債利回り(長期金利)は上昇傾向へ。
ですが
それは長続きはせず、債券買いが進み
金利は下落の流れを持った様子。
そのためかハイテク株の買いが進み
ナスダックはプラス値を維持か。
この流れで
〇 ダウは続伸!
〇 ナスダックは反発!
〇 S&P500は続伸!
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
アト、特徴的な点は引け間際で指数が下落!
米国は29日、30日、31日とお休みです。
「この際、利益確定しておこうか」
となったかもしれません。
ちなみに
31日は戦没者追悼記念日(Memorial Day)。
● モデルナは5ドル超えアップ!
● ファイザーは0.1ドル未満アップ!
● ボーイングは4ドル未満ダウン!
● ゴールドマン・サックスは1ドル未満アップ!
● キャタピラーは1ドル未満ダウン!
● モルガン・スタンレーは1ドル未満アップ!
● デルタ航空は1ドル未満ダウン!
● ナイキは1ドル未満ダウン!
※ 利確の影響受けたかも?モデルナ強し!
● アマゾン・ドット・コムは7ドル超えダウン!
● ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは1ドル未満ダウン!
● アメリカン航空グループは1ドル未満ダウン!
● テスラは6ドル未満ダウン!
● ネットフリックスは1ドル超えダウン!
● アップルは1ドル未満ダウン!
● マイクロソフトは1ドル未満アップ!
● フェイスブックは4ドル超えダウン!
※ 駆け込み利確の影響か?
ところで
コンタロウが日々気にしている原油価格
こちらを目に入れますと、ね。
引き続き
1バレル = 66ドル台を維持
(67ドル台 ⇒ 66ドル台へ)
需要の高まりに加え
その予測を受けた上昇ながらも
この日はココでも利益確定が進んだ様子。
【原油先物】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
市場終わり間際の下落が激しいでしょう。
駆け込み利確・・
そこで、気になるのがこちら。
石油採掘会社の株価・・です。
〇 シェブロンの株価は1ドル超えアップ!
⇒ 騰落率はおおむね+0.7%
〇 エクソン・モービルは1ドル未満ダウン!
⇒ 騰落率はおおむね-0.3%
ナントカ、保っている感じ。
・・・・・
ほかに為替ドル円の方向性は
『ドル高円安』から『ドル安円高』
それでもって、また『ドル高円安』へ
米経済指標と米長期金利の動きによって
上下へ振り回された感じ。
で、109円台を進んでいます。
【為替、ドル円】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/fx/
ほかに、金の先物価格も注視!
1トロイオンスあたり
1,900ドルを超えています。
ビットコインほかの仮想通貨から抜けた資金が
向かったのかもしれません。
【金先物】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
そんなこんなでコンタロウなりに
受けとめたものをまとめるとこんな感じ。
5月31日の日経平均株価はどうなる?
そこで、5月31日の日本の株式市場・・
「どうなるか」
ですが
米国の株式市場の結果を見る限り
日経平均株価、TOPIXの構成株は幅広く
幅はともかく上がると見るところ。
ただ
28日はかなり大きく上がりましたよね。
月末と相まって、利益確定の動きが進むと
マイナス値を付けるかも。
ほかに
ダウ先物指数はプラス値を付けていますが
日経先物の指数は三ケタのマイナス値。
(29日10:40ころ)
「こりゃ、ヤバイ」
・・なんて想いも沸き立ってきます。
(「どっちなんだ」と言われそうですが・・)
どちらにしても
値がさ株は下がってくるでしょう。
景気敏感株も、それなりに。
一方、ハイテク株、成長株関連は
意外と堅いかも。
利確するほど上がっていない!
ということも要因?(値がさ株除く。)
そして
石油関連株はどうなるか?
これは厳しいですよね。
国内を見て
各種の生産活動、交通機関を利用する動きで
パッと明るくなる材料に欠けていますし
ここ当分『忍』かも・・
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)