今回は
5月7日の米国の雇用統計発表結果を通じ
米長期金利(長期国債利回り)ほかの変化から
チョイ思うです。
1 5月7日の米雇用統計
2 米長期金利ほかへの影響?
3 イエレン財務長官の発言
5月7日の米雇用統計
5月7日、米雇用統計結果が発表へ
と相成った様子。
※ 日本時間21:30
指標数値はこの通り。
(前月との比較)
結果:26.6万人
予想:97.8万人
前回:91.6万人(修正77.0万人)
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9031
雇用者数の伸びは予想されたものに比し
大きくかけはなれていますね。
結果:6.1%
予想:5.8%
前回:6%
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9031
失業率は逆に上がってしまいました。
ただ、変動幅があると考えれば許容範囲?
とも思われますが・・
結果:0.7%
予想:0.0%
前回:-0.1%
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9031
時給はよさそうです。
どうしても雇用と失業率に目が奪われるので
数値だけ捉えれば悪いと映りますが
米国の各市場はどのように捉える?
次へ・・
米長期金利ほかへの影響?
知見の乏しいコンタロウは
「可もなく不可もなくかな」
と、その内容を見なしておりましたが
米国の投資家、その筋の専門家は
あまり芳しくないと判断しているようです。
米長期金利は下がっています。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
為替もドル円であれば
ドル安円高傾向へ向かいます。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
ただ
それもしばらくすると、盛り返しています。
市場も落ち着いた見方を持ったのかも・・。
いったんかなり凹んだダウもプラスへ
映っていますし・・ね。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
景気敏感株はビンビン反応したのでしょう。
下がったアトは買い戻しかと。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
・・・・・・・・・・・・・・・
確かに雇用統計の結果は
予想の数値とかなりかけ離れていますし
期待に及ばなかった面もあるでしょうけど。
とはいえ、上昇しています。
大きく凹む・・ではないのです。
いささか僭越ながら、肯定的に捉えても
「よいかな」
と思いますが、どうでしょう。
イエレン財務長官の発言
ところで、盛り返しの要因として
どうやら、こういうものがあったようです。
イエレン財務長官が雇用統計に関し
言葉を持った様子。(趣旨内容)
● 基本トレンドとして、1カ月だけのデータを基準にすべきではない
● 回復が軌道上にある
※ 参照:https://finance.matsui.co.jp/stocks/matsui/contents/newsDetail.aspx?ntype=6&newsid=00093400210508003
https://zai.diamond.jp/list/fxnews/detail?id=366264
それで
米長期国債市場では売りが進み、反落
利回り(長期金利)は上昇した様子。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
為替ドル円は
ドルの売りがおとなしくなった?
・・ようです。
ただ、その後において
強いドル買いが進む動きは見られません。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
こうした一連の流れ、動きを見ると
雇用統計の結果は
それなりに火消が必要であったもの?
であることは察するところ。
・・でしょうか。
ということで(ダウ、ナスダックはあとで)
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)