コンタロウです。


今回は

5月7日の雇用統計結果の発表内容に加え

ダウ、ナスダック指数の動きを見て

チョイ思うです。


目次
1 5月7日発表の米経済指標
2 5月7日のダウ、ナスダック指数
3 5月10日の日経平均株価ほかどうなる?

5月7日発表の米経済指標

はじめに

5月7日、目に入れた米経済指標のうち

気になる定番的なものから触れてみましょう。


〇 米雇用統計

(日本時間21:30発表)

【非農業部門雇用者数(4月分)】
(前月との比較)
結果:26.6万人
予想:97.8万人
前回:91.6万人(修正77.0万人)
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9031

雇用者数の伸びは予想されたものに比し

大きくかけはなれていますね。

【失業率(4月分)】(前月との比較)
結果:6.1%
予想:5.8%
前回:6%
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9031

失業率は逆に上がってしまいました。

ただ、変動幅があると考えれば

『ブレーキの遊び部分、範囲?』

とも思われ、経済活動復調への調整段階か

・・と。

【平均時給(4月分)】(前月との比較)
結果:0.7%
予想:0.0%
前回:-0.1%
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9031

これは・・

時給はよさげに映りますね。


と、比較的、淡々と受け止める次第です。


ですが、日本時間で日付が変わった8日に

アレコレ目に入れると

「よくなかった」

「最悪」

との声が多いですね。


確かに

これまで昇り竜の如く、前回まで

改善が進んできたか・・に映る数値が、

並んでいたわけですからね。


今回もそうあるべきとの見立ては

「やむなしかな」

とも思いますが


とはいえ

極端な下方へ向かうものではなく

『改善の勢いが緩んだ!』


そのようにも映るわけで

コンタロウ、今期は調整と見なすところ。

(無理くり願望を表しました。)


ただ、米財務長官のイエレンさんが

火消しに動いたかの発言趣旨を考えると

(バイデン大統領も同様の姿勢アリ)

米株式市場はかなり動揺したのでしょう。


そして

また、逆に現行の金融緩和施策の継続

新たな同施策の登場を期待して

「株価が上がったのでは」

との見立てもあるようです。

5月7日のダウ、ナスダック指数

それでは

5月7日のダウ、ナスダック指数です。


いささか期待外れに映る

雇用統計の発表内容のためか

ダウは下落、マイナス値のはじまりです。


※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/


ですが

イエレン財務長官の発言のアトは

『盛り返し』となります。


【ダウ】

※ 加工引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/


一方、ナスダックは当初から上がっています。


前日と打って変わって

ハイテク株の買い戻しが進んだ動きかと。


【ナスダック】

※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/


これは

「雇用統計結果が芳しくない!」

との見なしが膨らんだためか


債券買いが進み、債券価格が上昇!

長期金利の下落が進んだ!

という流れゆえでしょう。


【米長期国債利回り】

※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/


それで

〇 ダウは続伸!(5日)

※ 5月7日も過去最高値更新

〇 ナスダックも続伸!

〇 S&P500も続伸!

・・です。


【NYSEでは、たとえば】
● モデルナは3ドル未満アップ!
● ファイザーは1ドル未満アップ!
● ボーイングは6ドル未満アップ!
● ゴールドマン・サックスは5ドル未満アップ!
● キャタピラーは4ドル未満アップ!
● モルガン・スタンレーは1ドル未満アップ!
● デルタ航空は1ドル超えアップ!
※ 景気敏感株は売られたアト買いの流れ
【ナスダック・・たとえば】
● ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは2ドル未満アップ!
● アメリカン航空グループは1ドル未満アップ!
● テスラは9ドル未満アップ!
● ネットフリックスは4ドル超えアップ!
● アップルは1ドル未満アップ!
● マイクロソフトは3ドル未満アップ!
● フェイスブックは1ドル未満ダウン!
※ ハイテク株、モリモリ盛り返しか!

ほかにコンタロウが日々気にしている

原油価格を目に入れると


1バレル = 64ドル台を維持!

上昇の勢いは緩んだ感じですが

これからに向け様子見にも映ります。


【原油先物】

※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/


少し触れると

「雇用統計の内容から需要が小さくなる?」

と見た動きもあるようですが

イエレンさんの発言が出ると反転した様子。


そこで、気になるのはこちら。

石油採掘会社の株価・・です。


〇 シェブロンの株価は1ドルアップ!

〇 エクソン・モービルは1ドル未満アップ!


いいですね。

ここしばらく、上昇の流れです。


アト、為替ドル円は108円台へ

米雇用統計結果の発表アト

ガツンと喰らった様子。


一時にしても長期金利が1.4%台まで

下がりましたからね。


「せや、ドル売りや」

ということなのでしょう。


ただ、イエレンさんの発言のアト

それなりに戻りの動きもありました。

ドル安円高の流れは続く様子。


【為替、ドル円】

※ 引用:https://nikkei225jp.com/fx/


ドル買いへ戻る動きは乏しいですね!


ということで、ここまでコンタロウなりに

受けとめたものをまとめるとこんな感じ。

5月10日の日経平均株価ほかどうなる?

ところで

5月10日の日経平均株価ほかへの影響です。


基本、ダウ、ナスダック指数の上昇から

相応のものはあるかもしれません。


とはいえ、雇用統計の持つ性格から

「米国経済はまだ復活途上の段階か」

(すべてにおいて順風満帆ではないの意)

と受け止める向きが多い!

と見なせるのではないでしょうか。


そのため、慎重さ、ためらいが先立ち

際立った上昇はないと捉えるのです。

(コンタロウが思うだけですよ。)


ということで

今回はここまでとなります。

おつきあいいただきありがとうございました。

失礼します。


【あとがき】

ご覧の方々に何か印象を持っていただければ

と、日々あたっています。

是非、お寄りください。

よろしくお願いします。

なお、数値は参照程度でごらんください。

資料に「忠実に」と努めていますが

引用元の変更に間に合わない場合ほか

コンタロウの誤記載もたまにあります。

(点検、修正には努めています。)



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