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今回は9月18日の週の原油先物価格の行方。
と言っても、アラアラの見なしです・・が。
はじめに、原油先物価格・・
これまでの上昇をもたらす背景は何か
と、いくつか挙げると、こうしたもの。
・・でしょう。
● OPECプラスの減産
● サウジアラビア、ロシアの独自の減産姿勢
→ OPECプラスの枠組みを超えた独自減産を
12月まで行うというもの。
● 米国の原油、石油製品の在庫減少
ほかに、これもでしょう。
● 中国が景気回復策を新たに策定するかも
・・しれない。
この部分はかなり懐疑的か。
ということで
一週間前は「このあたりかな」との見なしを
持っていたわけですが、
前週の初めから、コレも加わるところ、ですね。
リビアの洪水、水害の拡大から
リビア産原油の積み出しが困難化。
コレが原油先物価格を押し上げたかも。
ただ
要因としてのクローズアップが遅れたのは
港湾積み出し機能に被害アリとの報道が
あまり目立たなかったためか。
そもそも産油国としての位置づけはあるも
リビアはサウジアラビア、イラクほどの
生産量は持たないところ。
(10傑には入らず)
石油生産国10傑順位 | 国 名 |
---|---|
1 | 米 国 |
2 | サウジアラビア |
3 | ロシア |
4 | カナダ |
5 | イラク |
6 | 中 国 |
7 | アラブ首長国連邦 |
8 | イラン |
9 | ブラジル |
10 | クウェート |
※ 参照元: https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/07/142b46d1157e363f.html
それもあり今の被害からの回復が遅れれば
地理的な関係から欧州への影響はあるか、と。
少なからず。
また
ロシアはともかくも、サウジアラビアほかも
減産停止、増産への意欲は映らないところ。
この姿勢も原油先物価格の上昇を煽っている!
とも見えますが、いかに。
ということで
原油先物価格は上下の揺れを持ちつつも
これからも上昇あり、か。
それにしても、調べれば調べるほど
リビアの被災状況はかなり深いもの
と映るところ。
ここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)