今回は
6月10日のダウ、ナスダック指数ほかを見て
「11日の日経平均株価、どうなる?」
と、チョイ思う・・です。
1 6月10日発表の米経済指標関連
2 6月10日のダウ、ナスダック指数
3 6月11日の日経平均株価はどうなる?
6月10日発表の米経済指標関連
6月10日、米経済指標関連で
「これは、チェックだよね」
と思うものを取り上げれば、この二つ。
〇 米消費者物価指数(CPI)
(日本時間21:30)
結果:0.6%
予想:0.4%
前回:0.8%
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/
結果の値は前回値より小さくなりましたが
予想値より大きいです。
結果:5.0%
予想:4.7%
前回:4.2%
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/
こちらは前回値、予想値より大。
比較対象は異なりますが
双方から物価上昇圧力が高くなっている!
これは感じるところ。
続いてはコチラ
〇 米新規失業保険申請件数
(日本時間21:30)
結果:37.6万件
予想:37.0万件
前回:38.5万件
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210603&c=ALL&i=0
予想値より大きいものの減っています。
労働雇用状況、労働市場は引き続き改善へ。
景気回復の流れは続く!
と見なすばかり。
ここまで見て・・となれば
インフレ傾向の高まりアリか
米長期国債利回り(長期金利)は上昇!
【米長期国債利回り】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
そして
為替ドル円は瞬発的でもドル高円安へ
【為替、ドル円】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/fx/
もう一つ、取り上げてみましょう。
金も瞬発的に上昇です。
【金先物】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
というような変化が登場です。
「今のうちに買い込め」
でしょうか。
米株式市場の動きにおいて
痛しかゆしにも映りますが、いかに。
(10日23:30)
・・・・・
ですが、その後
米長期国債利回り(長期金利)の上昇は
続かず、下降の流れを持ちます。
(意外と債権の買いが進んだ様子)
これって、おそらく
金融緩和が生じると見なす向きは多からず
・・かもしれません。
(11日04:30)
6月10日のダウ、ナスダック指数
6月10日のダウ、ナスダック指数です。
両指数ともにこの日は米経済指標の効果アリか
プラス値で発進。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
その後、ダウ、ナスダックは上下の動きを持ち
総じてダウは緩やかに下降。
「高値域でそろそろ、ヤバし」
と捉えているのでしょうか?
一方、ナスダックは米長期金利の低下を受け
ハイテク株の買いが進んだ様子。
総じて上昇の傾向を保ちます。
(株価全体を支えた感じ)
【ダウ】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
● モデルナは1ドル未満ダウン!
● ファイザーは1ドル未満アップ!
● ボーイングは1ドル未満アップ!
● ゴールドマン・サックスは9ドル未満ダウン!
● キャタピラー9ドル未満ダウン!
● モルガン・スタンレーは1ドル未満ダウン!
● デルタ航空は1ドル未満ダウン!
● ナイキは1ドル未満ダウン!
※ 利益確定進む?
【ナスダック】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
● アルファベットは30ドル以上アップ!
● アマゾン・ドット・コムは68ドル超えアップ!
● ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは1ドル未満ダウン!
● アメリカン航空グループは1ドル未満ダウン!
● テスラは11ドル超えアップ!
● ネットフリックスは1ドル超えアップ!
● アップルは1ドル超えダウン!
● マイクロソフトは4ドル未満アップ!
● フェイスブックは2ドル超えアップ!
※ ハイテク株、大きく上昇!
また
米長期国債利回り(長期金利)の動きを見ると
1.51%から1.44%まで降下しています。
【米長期国債利回り】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
引けはこの流れで
〇 ダウは反発!
〇 ナスダックも反発!
〇 S&P500も反発!
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
ところで
コンタロウが日々気にしている原油価格
こちらを目に入れますと、ね。
この日は70ドル台で推移。
金融緩和は継続、原油需要増へ
との見なしが膨らんだ結果でしょう。
【原油先物】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
この流れの中で
「ピコッ」
と大きく凹んだ箇所がありますが
早い話、下落ポイントです。
これはイランへの制裁解除報道が
流れたことによるもの。
ただし、イランに対するものではなく
同国の特定の個人に向けたもの。
・・と新たに伝わると、値を戻しています。
なかなかセンシティブな動きです。
そして
気になるのが石油採掘会社の株価。
〇 シェブロンの株価は1ドル未満アップ!
〇 エクソン・モービルは0.1ドルアップ!
上昇です。
米経済指標を好感視かと。
・・・・・
ほかに為替ドル円の方向性は
ドル高円安からドル安円高へ
米長期国債利回り(長期金利)の下降
この傾向を受けた流れでしょう。
【為替、ドル円】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/fx/
ほかに、金の先物価格は上昇しています。
とはいえ、1,890ドル台。
1,900ドル台に至らずですけど。
こうしてここまで眺めると
総じてダウは高いところで
「どうしようか、この先」
と思案にふける方が多く映る感じ
どうでしょう。
そんなこんなでコンタロウなりに
受けとめたものをまとめるとこんな感じ。
6月11日の日経平均株価はどうなる?
そこで、6月11日の日本の株式市場・・
「どうなるか」
ですが
基本、本日も
「米国の株式市場の結果に倣った感じ」
でしょう。
特に米国の経済指標の中でも注目される
消費者物価指数(CPI)の発表が行われた
直後です。
この結果を受けたダウ、ナスダックを見て
「イケル」
と思う方が多いのではないでしょうか。
基本、値がさ株を中心に景気敏感株が
上昇の道を走るかも・・
また
それ以上にハイテク株関連は動きそうです。
米長期金利の下降は日本にも影響はある
でしょうし・・
気になるところ。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)