今回は
FOMC(米連邦公開市場委員会)の発表内容と
FRBパウエル議長の発言からチョイ思うです。
1 FOMC発表
2 FRBパウエル議長の発言
3 直後の米株式市場ほかへの影響
FOMC発表
日本時間03:00にて
FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表が
行われています。
その中で主要なものと見られるのがこちら
〇 金融政策は現状維持
⇒ 政策金利は据え置き(0.00-0.25%)
〇 資産購入(国債の購入)は維持
⇒ コロナウイルスの脅威は続く!
〇 インフレは一時的な要因によるもの
〇 雇用は前よりはマシになった!
基本、これまでと変わらず!
ということでしょうか。
そんな受け止めです。
FRBパウエル議長の発言
日本時間03:30にて
FOMCの結果発表アトに行われています。
コンタロウなりに拾い上げたものがこちら
〇 政策金利、資産購入は続けるよ!
⇒ テーパリングは「まだええんじゃないか」
〇 ワクチンのおかげで雇用はよくなった!
〇 経済への肩入れはまだ必要
〇 インフレは一時的なもの
⇒ このまま続くものと見なしていない
当然でしょうけど、基本FOMC時のものを
強調した感じ。
FRBは現状維持をこれからも続ける考えかと。
直後の米株式市場ほかへの影響
〇 米株式市場
ダウ、ナスダック指数は下落へ
※ 引用:https://nikkei225jp.com/fx/
FOMC発表、FRBパウエル議長の発言アトは
米国時間の夜(日本では午前ですね。)
バイデン大統領の施政方針演説の中で
増税にかかる内容も飛び出すでしょうから
(「米国の家族のための計画」によるもの)
それの影響もあると思われますが・・
とにかく、下がっています。
〇 米長期国債利回り(長期金利)
下がりましたね。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/fx/
〇 為替ドル円
ドルは売りに進んだ様子。
(ドル安、円高)
※ 引用:https://nikkei225jp.com/fx/
まあ、そうなっても仕方がない
と言いましょうか、そうなるのでしょう。
〇 原油先物
直後は下がっていましたが
その後は再び上昇の動きを持ちます。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
EIA(米エネルギー情報局)による
米国内の石油在庫状況は余り多し!
ダウが下落の流れを持っても
原油先物価格は堅し!
で、チョイ不思議ですが、そんなところ。
ほかにOPECプラスは減産枠を小さくする!
ともあるのに、ね。
原油先物にはさほどの影響はなかった感じ。
ともあれ
株価は上を向かなかった!
FOMC発表、パウエルさんの発言は
これまでの株価の動きにおいて
基本、織り込み済みだったのでしょう。
目新しいものではなかった!
そのように映ってきます。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)