今回は4月12日の日経平均株価に関して
触れてみます。
9日のダウ、ナスダック指数ほかを見て
また
ファーストリテイリングの話題などから
チョイ思うこと。
1 4月9日のダウ、ナスダック
2 ファーストリテイリングの話題
3 イラン核施設のトラブル
4 12日の日経平均はどうなる?
《ココから追記》
5 日経平均株価、下落の道を進む?
6 日経平均、下落の姿で大引け
4月9日のダウ、ナスダック
9日のダウ、ナスダックほかについては
10日に触れてしまったので
引けの際の値だけ並べると、この通り
〇 ナスダック:13,900.19(+70.89)
〇 S&P500:4,128.80(+31.63)
※ 数値引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
特にダウは瞬間的にしても、ですよ。
300ドルを超えています。
ダウは続伸!
ナスダックも続伸!
S&P500も続伸!
(S&P500は過去最高値更新)
です。
少なくとも、数値だけで推し量るなら
12日、本日・・
日経平均株価、マザーズ、ジャスダックほかに
与える影響は悪いものではない
と思うのです。
ファーストリテイリングの話題
ただ
この話題、ファーストリテイリングの件が
ありますからね。
4月8日の決算会見時に
会長であり社長でもある柳井正氏は
ウイグル人の強制労働や
新疆ウイグル自治区産の綿の購入に関し
「人権問題というより政治問題」
「政治的なことにはノーコメント」、
と言い切ってしまった様子。
ですが
(バリバリの人権問題でしょう。)
世界のほかの同業者、製造小売業(SPA)は
柳井正氏よりも突っ込んだ姿勢を持つかに
映りますからね。
「新彊綿を使わない」と表明!
中国国内で不買運動が起きているとのこと。
ファストリ、これを怖れたかも?
日本国内での反発はともかくも
(日本の政治家はウイグルへの関心乏しい?)
欧米からは批判を受けるかもしれず
外国人投資家が退くかも・・
本日、12日の寄り付き、気になるところ。
イラン核施設のトラブル
こちらの詳細は伝わってこないようですが
報道をいくつか重ねると・・
イランの核施設が故障したか
事故を起こしたか、破壊工作を受けたか
・・と。
見なしが分かれる事態が生起している様子。
核開発の急先鋒的な施設
※ イラン中部ナタンズ
特に、破壊工作と見なされるものは
イスラエルのモサドが絡むともアリ
より穏やかならぬものが漂う感じ。
もし、事実となれば
(「やった」とは言わないでしょけど)
あるいは、そうした見なしが多となれば
米国とイランの関係に新たな楔が
打ち込まれることにもなりかねず
ペルシア湾経由の原油輸入に影響が出るかも?
原油価格もさることながら、関連企業の株価も
気になるところ。
12日の日経平均はどうなる?
そこで本日、12日の日経平均株価・・
上昇はすると思うのですよ。
でも、ね。
ファーストリテイリングとか
イランの核施設の件がクローズアップされれば
結構、逆噴射が強く働くのではないか
・・と。
とはいえ
日経先物を見ると三ケタのプラスですから
※ https://nikkei225jp.com/chart/
少なくとも、本日はよき流れがある!
と期待したいものです。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
ココから追記(13:15)
日経平均株価、下落の道を進む?
日経平均株価・・
寄り付き直後は米株式市場の結果をよし!
と受け止めたのか
ボールが跳ねるように
「ポーン」
と、上昇しましたが
アトは下がりの局面をユラユラ、フラフラ
少々、拍子抜けしたところ。
高値 29,876.04 (09:00)
安値 29,581.53 (12:32)
現在 29,612.47 (13:12)
(4月9日の終値 29,768.06)
※ 数値引用:https://kabutan.jp/stock/?code=0000
もう少し、頑張ってほしいですね。
これって
コロナワクチンの接種が65歳以上に向け
始まっているにもかかわらず
不安な想いはいまだ拭いきれず
・・を表すか、という感じ。
そして
景気敏感株、ダメダメな様子。
コンタロウも石油関連株を抱えているので
火だるま状態・・(笑)
(笑うしかありません。)
でも
決算の結果、メチャ悪いとは思われないのに
安川電機が結構下がっているのは意外!
このあたりからも、チョイ厳しめの流れが
本日はあるのかもしれません。
また
ファーストリテイリングも下がっています。
こちらは始め、寄り付きしばらくアトは
最安値を付けるや上昇に転じたので
高値 88,630 (09:17)
安値 86,820 (09:02)
現在 87,160 (13:06)
(4月9日の終値 87,890)
※ 数値引用:https://kabutan.jp/stock/?code=0000
「アレレ」
存外、投資家はウイグル人問題について
「関心はないのかな?」
なんて思っていましたが、徐々に下がりへ
下落の背景は、日経平均株価が
3万円に近づいたことからの利益確定なのか
それとも柳井会長兼社長の発言が尾を引いたか
あるいは、その両方なのか
その点、定かではありませんが
とにかく、この時間の前後は
ファーストリテイリングも下落激し!
・・なのです。
引き続き、ウオッチへ。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
ココから追記(21:00)
日経平均、下落の姿で大引け
今回もいつもの如く、追記で本日の株式市場を
概観・・徒然に触れてみたいと思います。
で、日経平均株価は
「落ちましたね」
という感じ。
寄り付きはガンガン上昇ですが
すぐさま下落の流れへ
どうも
米国株式市場の結果に追随できない!
そんな様子。
残念!
これは、やっぱね!
日本政府と米国政府の各々が持つ
対コロナ施策を行う姿勢の差ではないか
・・と思うのですよ。
もちろん
日本政府も最善を尽くしていますよね。
(そう思います。)
ですが
米国は圧倒的に持てる資源をぶち込んで
「乗り越えよう」
とする気迫があるかに映るのです。
どうでしょう。
ともあれ、本日の株式市場で目に入る
日経平均株価はじめほかの指数
さらにはコンタロウが関心を持つ銘柄から
価格の変化を取り上げてみます。
まずは日経平均株価(単位:円)から
始値 | 29,874.43 | (09:00) |
---|---|---|
高値 | 29,876.04 | (09:00) |
安値 | 29,538.73 | (15:00) |
終値 | 29,538.73 | (15:15) |
※ 数値引用:https://nikkei225jp.com/chart/
229円33銭安、で大引け
ずいぶんな下落へ至ってしまいました。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/chart/
そこで、日経平均株価の看板銘柄の中で
下がりで凹んだものをピックアップすると
こんな感じ。
(たとえば・・)
9983 ファストリ | 87,310(-580) |
---|---|
8035 東エレク | 49,450(-280) |
6954 ファナック | 27,600(-495) |
6857 アドテスト | 10,650(-150) |
6506 安川電機 | 5,490(-420) |
(ファストリ:ファーストリテイリング)
(東エレク:東京エレクトロン)
(アドテスト:アドバンテスト)
※ 単位は円
ほかにTOPIXなどを見るとこの通り。
(単位:ポイント)
TOPIX | 1,954.59 | -4.88 |
---|---|---|
マザーズ | 1,215.97 | -28.42 |
ジャスダック | 190.43 | -1.53 |
※ 数値引用:https://nikkei225jp.com/chart/
皆、下落の道を走りまくって
週初から「アリャリャ、アカン」です。
昨週から見られた利益確定(?)の動き
それを持ったとも言えそうですし
ほかに米国株式の先物指数が振るわない!
そちらが影響したとの見立てもありますが
どうなんでしょう。
コンタロウがぐるっと見渡す限り
一番はコロナ対応が後手に回っている感が
「拭えない!」
それに尽きると思うのですが・・。
続いて
コンタロウが関心を持つ銘柄です。
はじめは金融、銀行・・メガバンク関連
8411 みずほFG | 1,551.0(-9.0) |
---|---|
8316 三井住友FG | 3,884(+11) |
8306 三菱UFJ | 583.1(+0.5) |
7182 ゆうちょ銀行 | 997(-3) |
※ 単位は円
みずほFGは、弱い、元気ないですね。
毎度、同じ表現ですが
下がりは易く、早くても、上昇は難し!
・・かと。
さらに、こちらも合わせて
見てみましょう。
野村ホールディングスです。
こちらの株価は5.0円下げ
580.0円(-0.85%)
「ダメですね、復調しません!」
といった状態ですね。
昨週唱えた
「そろそろ、上に顔を向けるか」
これはまだまだの様子。
どうしても
「アルケゴスの件の影響は根深い?!」
呪縛から解き放たれないのでしょう。
そして
エネルギー関連です。
5020 ENEOS | 475.3(-3.4) |
---|---|
5021 コスモHD | 2,385(-47) |
5019 出光興産 | 2,699(-29) |
1622 石油資源開発 | 2,039(-26) |
1605 INPEX | 744(-10) |
※ 単位は円
皆、マイナス値、メロメロ・・。
昨週同様、景気に敏感なエネルギー
石油産業の株価は厳しいものに映ります。
これもコロナ対策、経済復調への不安が
露呈したと見てもおかしくないか
・・と。
素朴に明日に期待したいものです。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)