今回は8月13日の株式市場にて
市場が開いている間に決算発表を行った
ENEOS(エネオス 5020)の株価変動で
チョイ思うこと。
1 ENEOS、株価の動き
2 四半期決算(経常利益伸びる)
3 何で下落?
ENEOS、株価の動き
不思議なんですよね。
上がると思っていたのに
決算発表(13:00)あたりまでは
ですね。
ストンと落ちてきましたから
それも単なる下落ではなく暴落っぽく!
※ 引用元:https://kabutan.jp/stock/?code=5020
一瞬、モニター画面、どこか違う画面に走った
・・かと思うほど。
ビックリです。
そのうち460円を下回ったあたりで
行ったり来たりして
「ココが本日の落ち着きどころか」
「一応、チョビ、ゲットや」
と思って
一単元だけ求めたりもしましたが
何か、妙な感じだけ残ります。
四半期決算(経常利益伸びる)
ここからは四半期決算の内容について
触れてみましょう。
表されている数値を並べてみます。
第1四半期実績 税引前利益
※ 引用元:https://kabutan.jp/news/?b=k202108130019
22年3月期第1四半期(4-6月)
税引前利益:前年同期比11倍 1572億円
通期計画の2400億円に対する進捗率
⇒ 65.5% となっています。
157,230/240,000 = 65.5125・・%
(かなりいいでしょう。)
売上営業利益率
3か月の業績を縦に並べたものから
営業利益、経常利益、最終利益ともども
上を向き、黒字転換です。
※ 引用元:https://kabutan.jp/news/?b=k202108130019
EPS ⇒ 30.4円
かなり上を向いています。
そして
売上営業利益率は前年同期より
「メチャよく!」(と思います。)
1.4% ⇒ 7.3% へ。
業績予想
続いて、今期の業績予想から
2022年03期の予想値を見ると
EPS ⇒ 43.6 前年同期比22.8%上昇です。
※ 引用元:https://kabutan.jp/stock/?code=5020
もしかすると、先々、1株配当の修正?
あるかも?
願望コミコミの見なしです。
財務
ほかに財務を見てみます。
※ 引用元:https://kabutan.jp/stock/?code=5020
事業変化、拡大のためか
自己資本率を2021年03期よりやや下げて
います。
(有利子負債倍率、高くなっています。)
ですが
総資産、自己資本、剰余金ともども
膨らみを増しています。
「業績よし!」
と、思うところ。
何で下落?
ここまで、ENEOSの決算発表内容は
「いいんじゃないか」
「よし!」
という想いを表す意味で
いくつかの数値ほかを展開しました。
そこで、13日の後場は
「この発表内容なら、500円を超える?」
と受け止めていたのです。
ところが発表に合わせての下落。
少なくとも、そのように映ります。
で、なぜなのか、その背景を考えると
一つはこちら
市場はより高い好結果を予想していた!
・・かもしれない、ということ。
だから、ガックリして下げた。
でも、進捗率65.5%ですからね。
「ちょっとなあ・・」
という感じ。
もう一つはIEAの世界需要の見通しで
(コロナで需要は年内徐々に細る的なもの)
市場はネガテイブに反応し
原油先物価格が下落したことによるもの。
※ IEA:国際エネルギー機関
おそらくは後者の影響が強いのでしょう。
と、コンタロウは見なしています。
となれば
16日以降、期待が持てるかも・・
見立ては日々、様々なものが飛び交い
入れ替わっています。
・・から。
アト、いくつか目に入れたい点が
頭に浮かびますが、今はこんな感じで
決算発表内容とその日の下落を受けとめる!
そんな感じ。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)