今回は10月8日の米株式市場
ダウ、ナスダック指数を見て
チョイ思うこと。
米経済指標
10月8日発表の米経済指標を見ると
※ 引用元:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20211008
&c=ALL&i=0
非農業部門雇用者数変化で増加は見られますが
市場の予測には至らず、となったためか
「労働環境の回復の流れが鈍い」
との見なしが進んだ様子。
ただ
失業率の低下は進んでいるので
それほど悲観的に見る必要はない
とも思われますが、どうでしょう。
むしろ
平均時給の増加の方が気になります。
上がることは望ましいのですが
原油先物高と相まりインフレ懸念が膨らむ?
とも思うところ。
(米金利は上昇!)
とはいえ
「一概に金利上昇が経済に悪い?」
「株価に悪い影響を与える?」
とも言えませんからね。
ココは慌てずでしょうか。
10月8日の米長期金利、ドル円
米経済指標を受けてか
米長期金利は跳ね、飛び、上昇!
(1.61%あたりへ)
【米長期国債利回り】
※ 引用元:https://nikkei225jp.com/nasdaq/”
ナスダック、ハイテク関連企業株には
影響が少なからず表れた様子。
為替はドル高へ
ドル円は112円20銭あたりまで進みます。
【為替ドル円】
※ 引用元:https://nikkei225jp.com/fx/
10月8日のダウ、ナスダック指数
はじめに10月8日のダウです。
引けでは下落!
米雇用統計、非農業部門雇用者数が
市場予想と異なり期待ハズレ・・
で、労働環境の回復は足踏み状態
と映った様子。
ただ、同時に
「量的緩和をいくらか先へ延ばせるかも」
との見なしが生じたかにも映ります。
ダウは上下に揺れています。
【ダウ】
※ 引用元:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
一方
ナスダックは米長期金利上昇を受け
下がりの流れが生じた様子。
【ナスダック】
※ 引用元:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
で、
〇 ダウ反落!
⇒ 34,746.25 -8.69
〇 ナスダック反落!
⇒ 14,579.54 -74.48
〇 S&P500反落!
⇒ 4,391.34 -8.42
● ファイザー ↓
● ジョンソン&ジョンソン ↓
● スリーエム ↓
● メルク ↓
● ボーイング ↓
● ゴールドマン・サックス ↑
● JPモルガン・チェース ↑
● ウェルズ・ファーゴ ↑
● キャタピラー ↓
● モルガン・スタンレー ↑
● アメリカン・エキスプレス ↑
● ビザ ↓
● ツイッター ↓
● デルタ航空 ↓
● ナイキ ↑
● シェブロン ↑(2%超え)
● エクソン・モービル ↑(2.5%超え)
※ 金融株、上昇!
● モデルナ ↓
● アルファベット ↑
● アマゾン・ドット・コム ↓
● ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス ↓
● アメリカン航空グループ ↓
● テスラ ↓
● ネットフリックス ↑
● アップル ↓
● マイクロソフト ±0
● フェイスブック ↑
● バイオジェン ↓
※ ハイテク株、上下マチマチ!
ほかに
コンタロウが日々関心を持つ原油先物価格
こちら(WTI)を目に入れますと、ね。
※ 米株式市場に合わせた時間内で見たもの
おおよそ
この日は78.7 – 80.0ドル(1バレル)。
(05時台、79.5ドルあたり)
一時的にしても、80ドル超えました。
【原油先物】
※ 引用元:https://nikkei225jp.com/oil/
そこで石油採掘会社の株価を見ると
〇 シェブロンの株価は2ドル強アップ!
〇 エクソン・モービルは1.5ドル強アップ!
上昇率、いずれも概ね2%を超えています。
・・・・・
ほかに株式市場引け時の為替ドル円
ドル高傾向を持つ感じ。
1ドル = 112円20銭台
※ 日本時間10月9日05時台
そんなこんなでコンタロウなりに
受けとめたものをまとめるとこんな感じ。
10月11日の日経平均株価は?
続いて
「10月11日の日経平均株価はどうなるか」
と自問自答してみましょう。
10月8日のダウ、ナスダックの動きだけを
捉えれば
「日本市場も『揺れる』のでは?」
と思うところ。
※ 岸田政権は拠り所にはなり難しか・・と。
景気敏感株の範疇では
銀行、金融株が元気を取り戻しそう。
資源エネルギー株もイケるかな!
(シェブロンの上昇を見ると、ね。)
でも、自動車や資本財はイマイチかも
と捉えていますが、どうでしょう。
そして
値がさ株の上昇はあってもおとなしめ?
下げの方が激しいか?
続いて
ハイテク、半導体事業関連株、新興株は
ナスダックの下がりと米金利上昇から
サプライチェーンとの関連も含め
影響なしとはいかず、上昇は難しいかも?
とはいえ
次週、11日07時過ぎから
ダウ先物と日経先物を目に入れて、ですね。
「どう捉える?どう進むか?」
となりそう。
ということで
コンタロウがサッと頭に浮かべるものは
このようなもの。
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)
「岸田首相、当面、金融所得課税強化、触らず!日経平均株価、萎えた気持ちは戻る?」
「10月8日の日経平均株価、TOPIXは大きく上昇!米経済指標と債務上限問題の変化で膨らんだダウ、ナスダック指数の影響?」