今回は7月2日のダウ、ナスダック指数
米雇用統計などから
5日の日経平均株価ほかを思うです。
(とはいえ、重いものではなくメモ相当)
1 7月2日の米経済指標
2 7月2日のダウ、ナスダック指数
3 7月5日の日経平均株価ほかは?
7月2日の米経済指標
はじめに7月2日の米経済指標を取り上げて
みましょう。
この日、まずはこれですね。
〇 米雇用統計
(日本時間21:30)
(6月)
結果:85.0万人
予想:70.0万人
前回:55.9万人(修正値58.3万人)
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210702&c=ALL&i=0
前回値、予想値より上回っています。
雇用状況はメチャ改善でしょう。
(6月)
結果:5.9%
予想:5.7%
前回:5.8%
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210702&c=ALL&i=0
前回値、予想値より増えています。
失業状態の人々も増加傾向アリですね。
失業施策が厚すぎて仕事に付かなくても
「よい」
との考えを持つ人々もいるから?
数値だけを見るとそのようにも映ります。
(6月 前月比)
結果:0.3%
予想:0.4%
前回:0.5%(修正値0.4%)
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210702&c=ALL&i=0
前回値、予想値より下回っています。
時給の伸びは鈍化ですね。
雇用が増えたためかも。
続いてはこちら
〇 米貿易収支
(日本時間21:30)
結果:-712億ドル
予想:-714億ドル
前回:-689億ドル(-691億ドル)
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210702&c=ALL&i=0
収支の改善は前回より悪くなった様子。
ただし、予想ほどではなかった!
といったところ。
ここまででいささかなりとも
為替はドル安円高に振れた様子。
また
ダウは市場が開いたアト、しばし上昇!
そのアト、やや下がって復します。
ネガティブに捉えるものではない?
ということかもしれません。
さらに、もう一つはこちら
〇 米製造業新規受注
(日本時間23:00)
結果:1.7%
予想:1.6%
前回:-0.6%(-0.1%)
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210702&c=ALL&i=0
前回値、予想値を上回っています。
景況感はよさげに映ってきます。
発表後、ダウは上昇傾向を持ちます。
比較的緩やかではありますが・・。
受けとめは悪くないのでしょう。
また
このあたりから米長期金利の下げ足が早く
債券買いが進む様子。
どうやら、これらの指標で
「量的緩和縮小が早まる!」
と見なす向きは少ない?・・感じ。
(2日23:50)
7月2日のダウ、ナスダック指数
7月2日の米株式市場、ダウ指数は
先ほど取り上げた米経済指標を好感したのか
上昇です。
「またまた、イケルな、本日も」
と思わせる姿を見せてくれます。
そして
その膨らみは持続し引けへ向かいます。
【ダウ】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
● モデルナは1ドル弱ダウン!
● ファイザーは0.2ドル弱アップ!
● ボーイングは3ドル強ダウン!
● ゴールドマン・サックスは1ドル弱ダウン!
● キャタピラーは1ドル強アップ!
● モルガン・スタンレーは0.01ドルアップ!
● ビザは3ドル強アップ!
● デルタ航空は0.1ドル弱ダウン!
● ナイキは2ドル弱アップ!
※ 薄く広く上昇!
一方、ナスダックも上昇!
米長期国債利回り(米長期金利)の上下に
合わせた感じ。
【米長期国債利回り】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
【ナスダック】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
● アルファベットは47ドル強アップ!
● アマゾン・ドット・コムは78ドル強アップ!
● ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは0.5ドル弱ダウン!
● アメリカン航空グループは0.1ドル弱ダウン!
● テスラは1ドル弱アップ!
● ネットフリックスは0.5ドル弱アップ!
● アップルは3ドル弱アップ!
● マイクロソフトは6ドル強アップ!
● フェイスブックは0.5ドル弱アップ!
※ GAFAはじめハイテク株は上昇!
⇒ アマゾン突出!
・・で
〇 ダウは続伸!
⇒ 34,786.35 +152.82
〇 ナスダックも続伸!
⇒ 14,639.33 +116.95
〇 S&P500も続伸!
⇒ 4,352.34 +32.40
※ いずれも過去最高値更新
ところで
コンタロウが日々気にしている原油価格
こちらを目に入れますと、ね。
この日は74-75ドル。
ダウの上昇と揃った感もありますが
OPECプラスが増産縮小の件で揉めている
との報道もあって動きは揺れ揺れか。
会議は5日に持ち越しの模様。
【原油先物】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
そして
気になるのが石油採掘会社の株価。
〇 シェブロンの株価は0.1ドル強ダウン!
〇 エクソン・モービルは0.1ドル弱ダウン!
様子見?
OPECプラスの成り行き次第で変わる!
・・でしょう。
この事態
「日本の市場にも影響アリや?!」
いかになりますやら。
・・・・・
ほかに、当該時間帯、為替ドル円は
ドル安円高!
(とはいえ、1ドル=111円台)
この日も米経済指標の影響は多大なり!
という感じ。
【為替、ドル円】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/fx/
そんなこんなでコンタロウなりに
受けとめたものをまとめるとこんな感じ。
7月5日の日経平均株価ほかは?
そこで、7月5日の日本の株式市場・・
「どうなりますやら?」
・・です。
基本的に米経済指標、米株式市場の結果を
好感したものが登場すると思いますが
どうでしょう。
値がさ株は入れ替わりがあっても
多くは上昇の姿アリと見なすところ。
ハイテク株は上がるでしょう。
(少々、言い切ってしまいましたが・・)
その傾向アリや・・と思う次第。
景気敏感株は広く薄く上昇の流れを示す!
と見なすところ。
ただ、銀行株、金融株はチョボチョボかも。
ほかに
資源・エネルギー関連は様子見が続いて
動かずかと。
ということで、本日も願望コミコミですが
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)