今回は
5月17日のダウ、ナスダック指数ほか見て
「18日の日経平均株価、どうなるかなあ?」
とチョイ思うです。
1 5月17日発表の米経済指標
2 5月17日のダウ、ナスダック指数
3 5月18日の日経平均株価、どうなる?
《ココから追記》
4 18日、想定外、日経平均株価、上昇!
(21:40)
5月17日発表の米経済指標
5月17日、米経済指標を目に入れると
時系列で最初に上がるはコレ。
〇 ニューヨーク連銀製造業景気指数
(日本時間21:30発表)
結果:24.3
予想:23.7
前回:26.3
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210517&c=ALL&i=0
前回より小さくなったものの
予想を上回っています。
「景気はいい」
との想いのみならず
少なくとも「そうなる」との感覚もあって
ニューヨークの製造業関連では
現況を前向きに受け止めている様子。
続いてはコチラ
〇 NAHB住宅市場指数
(日本時間23:00発表)
結果:83
予想:83
前回:83
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210517&c=ALL&i=0
前回と同じですね。
しかも予想とドンピシャ・・。
となると、少なからず、米不動産業界は
「現況をよし」
「住宅価格はこれまで通り」
と見ているのでしょう。
ここまで
米国の経済指標、挙げた二つを見る限り
よさげに映りますが、どうでしょう。
ただ、景気がよくなると
もちろん
「そうでないよりはそれがよい」
ということは言うまでもありませんが
ほかの問題も派生しますよね。
賃金が上がれば、金回りがよくなって
モノの価格も上がるでしょうし
ひいては
インフレへ向かうことも考えられるわけで
となると
金融緩和は引き締めへ
と向かうことも想像に難くなく
早速、それを反映しているのか
米株式市場、やや元気なしの様子。
(17日23:30ころ)
5月17日のダウ、ナスダック指数
そこで
5月17日のダウ、ナスダック指数の動きです。
この日は先ほど、ボソッと触れた通り
始まりからあまり芳しくない様子。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
先に挙げた経済指標の数値よりも
どうやら
米長期金利(長期国債利回り)の上昇の影響が
大きいようです。
【米長期国債利回り】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
金利は右肩上がりでグングンと映ります。
こうなると高いPERの株に投資しなくても
「いいじゃん」
となり
ハイテクほかの当該株の人気は落ちる!
買いは控えられる!
という流れへ、進むのでしょう。
【ダウ】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
● モデルナは1ドル未満ダウン!
● ファイザーは0.1ドル未満アップ!
⇒ ほとんど変わらずですね。
● ボーイングは1ドル未満ダウン!
● ゴールドマン・サックスは1ドル未満アップ!
● キャタピラーは3ドル未満アップ!
● モルガン・スタンレーは1ドル未満アップ!
● デルタ航空は1ドル未満アップ!
※ 景気敏感株、上昇見られます。
続いて、ナスダックです。
【ナスダック】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
● ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは1ドル超えアップ!
● アメリカン航空グループは1ドル未満アップ!
● テスラは13ドル未満ダウン!
(大きく凹みました、騰落率-2%台)
⇒ そして、ビットコイン(BTC)もバンバン下落中
● ネットフリックスは4ドル超えダウン!
● アップルは1ドル超えダウン!
● マイクロソフトは3ドル未満ダウン!
● フェイスブックは1ドル未満ダウン!
※ 主にハイテク株は下落
結果、引けでは
〇 ダウは反落!
〇 ナスダックも反落!
〇 S&P500も反落!
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
願わくば
これが米株式市場の中休み的な結果
と望みたいところ。
ところで
ほかにコンタロウが日々気にしている
原油価格を目に入れますと、ね。
1バレル = 66ドル台の価格帯へ
上がってきました。
現下の需要に加えて
これからの需要予測に相応のものがある!
ということなのかもしれません。
※ 景気敏案株の上昇が証左?!
確かに報道の中には欧州が
徐々に脱コロナ化を始めているようなものも
ありました、からね。
【原油先物】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
そこで、気になるのがこちら。
石油採掘会社の株価・・です。
〇 シェブロンの株価は1ドル超えアップ!
⇒ 騰落率はおおむね+1.2%
〇 エクソン・モービルは1ドル超えアップ!
⇒ 騰落率はおおむね+2.3%
17日も上昇ですね。
米国の景況感が良さげに映ってきます。
ほかに
為替ドル円は方向性が『ドル安円高』
と映るところ。
109円台を維持しています。
【為替、ドル円】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/fx/
また
米長期国債利回りの上昇にそったものなのか
いくばくかのドル高の動きも見られます。
(日本時間03時-04時台)
でも、長続きはしていません、ね。
無手勝流に想いを述べれば
米国では総じて
資金はハイテク株、成長株から抜け
景気敏感株、バリュー株方面へ向かう動きを
強めている感じでしょうか
※ 米国のインフレ対応、長期金利次第
そんなこんなでコンタロウなりに
受けとめたものをまとめるとこんな感じ。
5月18日の日経平均株価はどうなる?
そこで、5月18日の日本の株式市場・・
「どうなるか」
ですよね。
基本、現下のコロナによる影響を考えると
あまりパッとしない!
「プラスの値を示せれば、よしじゃない!」
という程度かな、と捉えているところ。
ホント、日本国内で「オー」「ヤッタ」
となるほどの材料がないと思うのですよ。
(もしかしたらあるかも知れんけど)
そして、続けて思い浮かぶは
やはり、米株式市場の結果を受けて
ハイテク株、その関連株は流れ的に厳しい
かもしれない!
・・ということ。
基本
人の気持ちが控える感覚を強めてしまった!
と捉えるのです。
会社企業の業績がよかったとしても・・
でも、一方、日本の市場でも
景気敏感株やバリュー株はそれなりにイケル
と思うのです。
昨日は一部にしても、そうですよね。
また
順序逆になりましたが
値がさ株がどこまで戻せるか
これも材料でしょう。
ということで(このアトは追記にて。)
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
《ココから追記》(21:40)
18日、想定外、日経平均株価、上昇!
それではあらためて仕切り直しとなります。
日経平均株価ほかです。
まずはコンタロウが思うに
5月18日の日経平均株価、意外な展開でした。
ここまで上昇するとは、まさに想定外のこと。
コロナ対処の施策、緊急事態宣言の地域拡大で
てっきり、弱い姿勢で始まると見ていましたが
予想外にアグレッシブな進み方です。
【日経平均株価】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/chart/
とにかくも
「何でだろう」
と思うほどの反発です。
28,000円を抜けます。
始値 | 27,931.57 | (09:00) |
---|---|---|
高値 | 28,481.17 | (14:30) |
安値 | 27,931.57 | (09:00) |
終値 | 28,406.84 | (15:15) |
(単位:円)
※ 数値引用:https://kabutan.jp/stock/?code=0000
582円01銭高 で、大引けへ。
日経平均株価の看板銘柄(と思う)
日経平均株価の元となる銘柄から
いくつかチョイスしたもの
その価格変化を取り上げてみます。
(目立つもの)
「値がさ株は噴火する」・・でしょうか。
9983 ファストリ | 88,930(+2,840) |
---|---|
8035 東エレク | 45,280(+580) |
6954 ファナック | 25,255(+680) |
6857 アドテスト | 9,260(+180) |
9984 SBG | 8,647(+216) |
7751 キヤノン | 2,542.0(+25.5) |
7203 トヨタ自動車 | 8,819(+171) |
※ 単位は円
(東エレク:東京エレクトロン)
(アドテスト:アドバンテスト)
上昇、多し!
日経平均株価の寄与順位・・
これはおなじみの顔触れながら
いつものように入れ替わりが生じています。
コンタロウ、この上昇の要因
「これだ!」
と言えそうな、確信あるものを持ちませんが
単純に、多くの投資家が現況に慣れた?
特に
本日は「気分がよい」投資家が多かった
と見なすところ。
(もしや、明日は突然の暗雲が広がる?)
(杞憂、と望みたいものです。)
そして
コンタロウがチョイ気にしている
6758 ソニーG
本日は下がっています。
10,320円(-10円)
次はこちら
市場の関係各指数
TOPIXほかから
TOPIX | 1,907.74 | +28.88 |
---|---|---|
マザーズ | 1,069.50 | +26.68 |
(単位:ポイント)
※ 数値引用:https://nikkei225jp.com/chart/
TOPIX・・
本日は比較的大きく数値が膨らんでいます。
多くの業種、会社企業の株価が上昇へ
上に顔を向けた様子。
マザーズもやや大きめの値を持って上昇です。
前日と打って変わって
ハイテク株がかなり求められた感じ。
コンタロウが関心を持つ銘柄
はじめは銀行・・メガバンク関連
8411 みずほFG | 1,685.0(+25.0) |
---|---|
8316 三井住友FG | 4,035(+77) |
8306 三菱UFJ | 626.6(+14.1) |
7182 ゆうちょ銀行 | 962(+1) |
8591 オリックス | 1,878.0(+50.0) |
※ 単位は円
銀行・・上昇、多し!・・ですね。
徐々に銀行株など景気敏感関連へ
視線を向ける度合いが高まります。
ほかに金融、リース分野のオリックス
本日、上がり!
前日と打って変わった変化。
三菱HCキャピタルも上昇!
東京センチュリーも同じく上がり。
元気よく映ってきました。
ほかに
野村ホールディングスです。
こちらの株価は589.1円(+7.5円)
本日は「上がるぞ」って勢いアリに見えましたが
途中から伸びなかった。
続いて
エネルギー関連に触れると
まず
原油先物価格の高騰、上昇があります。
【原油先物価格】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
会社企業にとって
資源採掘関連の採算性の面で
かなりよき面が生じていると思いますが
いかがでしょう。
5020 ENEOS | 473.9(+11.9) |
---|---|
5021 コスモHD | 2,483(+67) |
8133 伊藤忠エネクス | 1,077(+7) |
5019 出光興産 | 2,729(+34) |
1622 石油資源開発 | 2,175(+74) |
1605 INPEX | 825(+26) |
※ 単位は円
石油関連企業の株価は上を向いています。
原油先物価格、今、66ドル台。
『金』は
1トロイオンス、1,870ドル台へ向かう勢い
また
ビットコインは
下げ止まり、上昇を模索する様子。
そこへ債券は売りの流れを持ち
米長期金利は下がらず、比較的高いところ。
となれば
5月18日のダウ、ナスダックに素直に資金が
向かうかどうか、再び気になるところ。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)