今回は7月30日の四半期決算短信を見て
チョイ思うこと。
1 メガバンクの決算発表
2 みずほFG、イイネ!
3 三井住友FG、イイネ!
4 四半期決算、銀行、イイネ!
ココカラ追記(2021年8月8日)
5 三菱UFJFG、イイネ!
メガバンクの決算発表
中タイトルはすでに表したとおりですが
FGとして決算短信には出ていますので
そのまま読み替えて進めていきます。
それで7月末は多くの企業が
四半期決算発表を行っており
中でも銀行関連は特に気になるところ。
7月30日はメガバンクと表すことが多い
みずほFG、三井住友FGの決算短信アリ!
まずはこちらに注目してみましょう。
※ 三菱UFJFGは8月2日、決算発表予定
みずほFG、イイネ!
それではこちらから目を向けてみましょう。
みずほFGです。
経常利益、伸びているね
今期の第1四半期実績から
※ 引用元:https://kabutan.jp/news/?b=k202107300355
2022年3月期第1四半期(4-6月)
連結経常利益は前年同期比24.7%増
2187億円へ。
多くの方々は
「すばらしい」
「持っててよかった、今、下がっとるけど」
なんて思ったりするのではないでしょうか。
ただ
売上高は2020年の同期はじめ
2020年10-12期を除いたほかの期よりも
減少している点は興味深いかと。
※ 引用元:https://kabutan.jp/news/?b=k202107300355
ですが、経常利益はしっかりしたもの。
さすが、メガバンクでしょう。
そこで
今期の業績予想に目を向けると
2022年03期の最終利益は
2020年03期、2021年03期を超えるもの
として表れています。
頼もしいところ。
※ https://kabutan.jp/stock/finance?code=8411
1株益は2022年03期の予想値において
201.2円とあり
これは2020年03期、2021年03期よりも
「上昇の自信アリ」
と映ってきたりもします。
とはいえ
1株配当は75円、ココは変わらずの様子。
みずほFGは2020年10月1日(木)に、10株を1株にする株式併合を行うことを発表し行っています。
この株式併合によって株価は併合前の10倍、保有株式数は10分の1に変化しています。
そのためか、配当も中間配当と期末配当の大きさに差異アリです。
伸びた背景は?
そこで伸びた背景を考えると
その大きなものの一つはこれでしょう。
難しく考えずに2020年03期において
損失が大きかった箇所で改善が進んだ!
プラスの幅が広がったところをあたると
ここが該当する感じ。
与信・・ですね。
貸してもらっても返さないところが
少なくなった様子。
※ 引用元:https://www.mizuho-fg.co.jp/investors/financial/tanshin/index.html
26億円のプラス益。
※ 引用元:https://www.mizuho-fg.co.jp/investors/financial/tanshin/index.html
みずほFGの場合は今期は損どころか
損すると思われたものが返ってきて
プラスに転じたということでしょう。
(貸倒引当金戻入益)
三井住友FG、イイネ!
続いて、こちらにも目を向けてみましょう。
三井住友FGです。
経常利益、伸びているね
今期の第1四半期実績から
※ 引用元:https://kabutan.jp/news/?b=k202107300343
2022年3月期第1四半期(4-6月)
連結経常利益は前年同期比2.4倍
2872億円へ。
メチャ膨らんでいます。
「すばらしい」
みずほFGを超えています。
何気に圧倒感を覚えるところ。
ただ
こちらも売上高は2020年の同期はじめ
2020年10-12期を除いたほかの期よりも
減少している点は興味深いかと。
※ 引用元:https://kabutan.jp/news/?b=k202107300343
ですが
こちらも経常利益は先ほど触れた通り
しっかりしたもの。
安定の銀行、でしょう。
そこで
今期の業績予想に目を向けると
2022年03期の最終利益は
2021年03期を超えるとして表れています。
こちらもメチャ頼もしく映ります。
※ 引用元:https://kabutan.jp/stock/finance?code=8316
1株益は2022年03期の予想値において
437.7円とあり
2021年03期よりも上昇の自信アリ!
ということでしょう。
配当も1株配当を上げて200円です。
「さすが、メガバンク!」
・・です。
伸びた背景は?
伸びた背景をみずほFG同様に考えると
その大きなものの一つはこれでしょう。
こちらも、難しく考えずに
2020年03期の損失が大きかった箇所で
改善進度が高く、プラスの幅が広がった
と見なされる部分が該当するかと。
与信ですね。
貸してもらっても返さないところが
少なくなった様子。
※ 引用元:https://www.smfg.co.jp/investor/financial/latest_statement.html
※ 引用元:https://www.smfg.co.jp/investor/financial/latest_statement.html
損失が大幅に減少。
ともあれ
2021年3月期のCOVID-19による損失が
大幅に縮減、減少となったことが
業績向上に寄与した様子。
四半期決算、銀行、イイネ!
ほかにも、7月30日に
決算発表を行った銀行をあたると
多くは業績改善状況が進んでいる様子。
たとえば
メガバンクほどではなくとも
大きなところ、りそなHDも
2022年3月期(4-6月)の経常利益は
前年の同期と比較して54.9%(492億円)増。
ほかに、栃木銀、鳥取銀、新生銀、山陰合銀
京都銀なども増益とのこと。
※ 参照:https://kabutan.jp/news/
銀行関連は
「とてもいいじゃないか」
という感じを受けますが、いかがでしょう。
アト、気になる点は預金高の変化など
いくつか目に入れたい点が頭に浮かびますが
とはいえ、今はこんな感じで決算発表内容を
受けとめるところ。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
《ココカラ追記 2021年8月8日》
三菱UFJFG、イイネ!
ここで既述の二行より数日遅れの決算発表
となりましたが、三菱UFJFGを取り上げます。
※ 三菱UFJFGは8月2日、決算発表
経常利益、伸びているね
今期の第1四半期実績から
※ 引用元:https://kabutan.jp/news/?b=k202108020084
2022年3月期第1四半期(4-6月)
連結経常利益は前年同期比65.7%増
4603億円へ。
三菱UFJFGもほか同様、膨らんでいます。
また
売上高は2020年の同期、2021年01-03期
この両期に及ばないものの、ほかの期より
上を向く点は興味深く映るところ。
※ 引用元:https://kabutan.jp/news/?b=k202108020084
こちらも経常利益はしっかりしたもの。
やはり、安定の銀行です。
そこで
今期の業績予想に目を向けると
2022年03期の最終利益は
2020年03期、2021年03期を超えるもの
として表れています。
こちらもメチャ頼もしく映ります。
※ 引用元:https://kabutan.jp/stock/finance?code=8316
1株益は2022年03期の予想値において
66.2円とあり
三菱UFJFGもほか同様2021年03期よりも
上昇の自信アリ!
ということでしょう。
配当も1株配当を上げて27円です。
伸びた背景は?
ここまで取り上げたところと同様に考えると
その大きなものの一つはこれでしょう。
こちらも、難しく考えずに
2020年03期の損失が大きかった箇所で
改善進度が高く、プラスの幅が広がった
と見なされる部分が該当。
与信ですね。
貸してもらっても返さないところが
少なくなった様子。
※ 引用元:https://www.mufg.jp/ir/index.html
※ 引用元:https://www.mufg.jp/ir/index.html
損失が大幅に減少。
ともあれ、こちらも
2021年3月期のCOVID-19による損失が
大幅に縮減、減少となったことが
業績向上に寄与した様子。
ここまでコレらを通じて
各種業種の企業活動は上向きつつある証左?
いろいろと考えさせられます。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)