今回は金融所得課税強化の話題から
話を起こしてみます。
どうやら、ですね。
岸田首相、当面、金融所得課税の強化に
着手する考えはない様子。
10日のフジテレビ『日曜報道 ザ・プライム』で
「当面は金融所得課税に触らない」
との趣旨の発言を行っています。
前週8日、衆議院での所信表明演説において
金融所得課税との名称を用いることは
なかったものの
岸田首相の語る3本の政策の一つ
● 新しい資本主義
● 外交安全保障
その『新しい資本主義』において
成長戦略と分配戦略の考えを示すとともに
分配を強調!
● 働く人への分配機能の強化
● 中間層の拡大、少子化対策
● 看護、介護、保育などの現場で働く人の収入を伸ばすこと
● 公的分配を担う財政の単年度主義の弊害是正
「これが悪い」ということではありませんが
岸田政権発足時から伝わる金融所得課税強化が
(その原資の一つとして見なせるもの)
投資家の気持ちを萎えさせたのか
政権発足前後から株価が下がっているのです。
そのためか、岸田首相の周辺から
低迷に映る株価への懸念を告げられたのかも
しれません。
(本当のことはわかりませんけど、ね。)
おそらくは
「『金融所得課税』先行」
との見なしに歯止めをかけたい
政権から
株主、投資家の心が離れることを避けたい
(保守層はこういう方々が多いでしょう。)
そんな想いの発露として。
ともあれ、その効果の有無は
11日の日経平均株価はじめTOPIXなど
株式市場の指数を見ないとわかりませんが
寄り付きから注視したいものです。
そして
10月8日のダウ、ナスダックの下落背景が
ありつつも
11日の日本の株式市場が跳ねるなら
「岸田ショックの根は金融所得課税であったか」
との想いをさらに強めてくれるかも・・
ということで、今朝方
コンタロウがサッと頭に浮かべるものは
このようなもの。
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)