今回は8月18日の米株式市場
ダウ、ナスダック指数を見て
チョイ思うこと。
1 8月18日の米経済指標
2 8月18日のダウ、ナスダック指数
3 8月19日の日経平均株価は?
8月18日の米経済指標
8月18日の米経済指標で目に入るものは
こちら
※ 引用元:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210817&c=ALL&i=0
はじめに住宅関連を見ると
さほど悲観的に捉えるものではなかった
ようです。
住宅着工件数は減少していますが
建設許可件数は増加していることから
次の住宅着工件数が増えることを意識してか
景況感に悪いものは表れなかった様子。
ただ
FOMC議事要旨発表は株式市場に対し
かなり気持ちが萎える影響を与えたようです。
「テーパリング」
これに触れていました。
ともあれ、この変化の中で
米長期金利は住宅関連の指標値発表後は上昇
(債券は売りへ)
FOMC議事要旨発表後は低下へ進みます。
(債権は買いへ)
【米長期国債利回り】
※ 引用元:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
為替ドルはこの流れの中で
当初、上を向き
FOMC議事要旨発表アトは下に向かいます。
ドル安円高、109円台後半を下がります。
【為替ドル円】
※ 引用元:https://nikkei225jp.com/fx/
一方、
ダウ、ナスダックは下げから始まります。
8月18日のダウ、ナスダック指数
8月18日のダウ、ナスダックの両指数です。
ともにマイナス圏からの発進です。
ですが
ダウは建設許可件数の指標値を「よし」
としたのか
マイナス圏ながら右肩上がりで進みます。
(一時はプラス圏に達することもアリ)
そのまま比較的小幅な下落での推移か
と思われたところ、FOMC議事要旨発表で
ガクンと下落。
【ダウ】
※ 引用元:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
ナスダックは軟調な流れに向かいます。
米長期金利の揺れに沿った動きとともに
FOMC議事要旨発表アト、下落が進む様子。
【ナスダック】
※ 引用元:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
で、
〇 ダウは続落!
⇒ 34,960.69 -382.59
〇 ナスダックも続落!
⇒ 14,525.91 -130.27
〇 S&P500は反落!
⇒ 4,400.27 -47.81
● モデルナ ↓
● ファイザー ↓
● ボーイング ↓
● ゴールドマン・サックス ↓
● JPモルガン・チェース ↓
● ウェルズ・ファーゴ ↓
● キャタピラー ↓
● モルガン・スタンレー ↓
● アメリカン・エキスプレス(アメックス) ↓
● ビザ ↓
● ツイッター ↓
● デルタ航空 ↓
● ナイキ ↓
※ 景気敏感株、下げ!
⇒ 金融株、資本財、引き続き下落。
⇒ ディフェンシブも下げ!
● アルファベット ↓
● アマゾン・ドット・コム ↓
● ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス ↓
● アメリカン航空グループ ↓
● テスラ ↑
● ネットフリックス ↑
● アップル ↓
● マイクロソフト ↓
● フェイスブック ↓
※ GAFAMはじめ多くは下落、上りもアリ。
ほかに
コンタロウが日々気にしている原油価格
こちらを目に入れますと、ね。
おおよそ
この日は64.3-67.0ドル(1バレル)。
(05時台、64.2ドルあたり)
※ 米株式市場に合わせた時間内で見たもの
ずいぶんと下がってきました。
そこで石油採掘会社の株価を見ると
〇 シェブロンの株価は4ドル強ダウン!
〇 エクソン・モービルは1.1ドル強ダウン!
下がっています。
騰落率の「落」大きいです。
・・・・・
ほかに当該時間において
為替ドル円はドル安円高。
1ドル = 109円台後半での動き。
※ 日本時間19日05時台
そんなこんなでコンタロウなりに
受けとめたものをまとめるとこんな感じ。
8月19日の日経平均株価は?
それでは、続いて
「19日の日経平均株価はどうなるか」
と自問自答してみましょう。
下がるでしょうね。
日本国内でのプラス材料はないと思われる中
米株式市場がメチャ軟調であれば
期待薄でしょう。
ダウ先物もFOMC議事要旨発表アト、05時台も
引き続き下落していますし
日経先物もほぼ同様の流れに映ります。
ただ
06時台にて両者ともに右肩上がりの兆候を
見せる感じもあるので
「もしかすると」
との想いも持つところ。
本日、午前中、注視したいものです。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)