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今回は8月11日の米株式市場
ダウ、ナスダック指数を見て
チョイ思うこと。
米経済アレコレ
はじめにこの日の米経済指標から
7月の米PPI(卸売物価指数)は
前日のCPI同様、上昇率が鈍化した様子。
PPI(前月比)1.1%(修正1.0%) ⇒ -0.5%
PPI(前年同月比)11.3% ⇒ 9.8%
PPIコア指数(前月比)0.4% ⇒ 0.2%
PPIコア指数(前年同月比)8.2% ⇒ 7.6%
いずれも市場予想以下。
※ 参照元:https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20220805
これならFRBの利上げも
「インフレ懸念が小さくなって鈍くなる」
との見なしが膨らんだ感じ。
さらにこの二つも同懸念を萎ませたかも
失業保険継続受給者数
141.6万人(修正142.0万人)⇒ 142.8万人
新規失業保険申請件数
26.0万件(24.8万件)⇒26.2万件
労働雇用環境、少なからず悪化でしょう。
この風を受けてか、寄り付きしばらくは
ダウ、ナスダック大幅な上げを見せます。
また、米長期金利は上昇し2.9%近く
ドル円はドル高円安へ、132円 – 133円台
原油先物価格も上昇、1バレル = 94ドル台へ
8月11日の米長期金利、ドル円
◎ 米長期金利上昇!
米PPI発表アト、低下するか
と思われましたが、予期に反し上昇!
(低下が進んでいたころ発表のためか?)
(低下は一時的との見なしか?)
(買い替えの売りが進む?)
このあたりよくわからないところ。
2.76% – 2.90%あたりで揺れる!
(米株式市場立会時間)
引け近くでは2.89%
※ 参照元:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
◎ ドル高(円安)
米PPI発表アト、ドル高傾向が顕著
132円14銭から133円10銭あたりで振幅
(米株式市場立会時間)
米株式市場引けころは133円10銭あたり
※ 参照元:https://nikkei225jp.com/fx/
8月11日のダウ、ナスダック指数
ダウ上昇!
《引けアト・・たとえば》
【上昇】
● ゴールドマン・サックス
● トラベラーズ
● JPモルガン・チェース
● アメリカン・エキスプレス
● IBM
● キャタピラー
● シェブロン
【下落】
● ビザ
● アップル
● マイクロソフト
● セールスフォース・ドットコム
● シスコシステムズ
● ボーイング
● メルク
● ユナイテッドヘルス
● ジョンソン&ジョンソン
● マクドナルド
● ホームデポ
● プロクター・アンド・ギャンブル
・・
ナスダック下落
で、
〇 ダウ続伸
⇒ 33,336.67 +27.16
〇 ナスダック反落
⇒ 12,779.91 -74.89
〇 S&P500反落
⇒ 4,207.27 -2.97
※ 数値参照:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
続いて
コンタロウが日々関心を持つ原油先物価格
こちら(WTI)に触れますと、ね。
上昇
WTI おおよそ(1バレル)
概ね92.2 – 95.0ドルで振幅
(米株式市場立会時間の範囲)
(米株式市場引け時、94.1ドルあたり)
※ 参照:https://nikkei225jp.com/oil/
・・・・・
株式市場引けアトの為替ドル円は
1ドル 133円00銭あたり
(ドル高円安回帰アリかも)
※ 日本時間8月12日06:00ころ
ほかに
ビットコイン、320万円台で揺れる
下向き傾向を持つ感じ
(05時台)
そして
ダウ先物は上げを見せたアト下向き
(05時台)
要注視ですね。
ということで
本日、ザザーと眺めるとこんな感じ。
そこで、日本市場・・
米CPI、PPIの鈍い動きから
米FRBの利上げ積極姿勢が緩む
との見なしが浸透し景気敏感株に芽が出る
と思いつつも
米長期金利の上昇ナスダックの下落から
逡巡の動きと見なすところ。
ダウ先物指数、注視でしょう。
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
![](https://rabbitcarius.com/wp-content/uploads/2021/02/konntaro9.gif)
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)
![](https://rabbitcarius.com/wp-content/uploads/2020/11/-e1618316826207.jpg)
「8月12日の日経平均株価は反発!10日の米株価指数上昇を好感か、また当該時間のダウ先物指数の緩やかな上昇も影響か・・」
「8月10日、ダウ、ナスダック大幅反発!米CPI上げ鈍化、米長期金利低下し上昇、ドル安円高132円台、原油先物下がるも上昇へ・・」