今回は時間にルーズながら淡々と進めて
みましょう。
※ 朝7時仕事始めの時は少々きつし。(笑)
3月26日のダウ、ナスダック指数ほか
何気に気になる原油価格の上昇に触れて
行きたいと思います。
1 3月26日のダウ、ナスダック指数
2 原油価格、じわじわ上昇
3月26日のダウ、ナスダック指数
26日の米国株式市場において
ダウ、ナスダックの値は取引が始まるや
「上に向かって力が入っている」
そんな感じに映ってきます。
(26日11:00ころ)
実際、引けまで見ないことには
何とも、よいとも悪いとも言えませんが
少なくとも悲観的な面持ちの必要はない様子。
では、それらの数値を見るとこの通り
ここではダウを頭に置き見ていきましょう。
【26日23:00過ぎ】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
この日は日付(日本時間)が変わる前から
アップダウンの繰り返しとなるのですが
基本、上がりの傾向を保ち続けます。
特にダウは大幅なアップで引けを迎えます。
【27日05:00過ぎ】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
で、ここまで米国のできごとをさらうと
こちらが特に好感視されているようです。
『バイデン政権の対コロナ姿勢』
(以前は1億回)
この件、昨日も触れましたが
政治的云々や思想にかかわらず
市場は歓迎し上昇幅が広がったようです。
そして
ダウに関連しこちらも目に入れてみます。
原油価格が上昇しています。
ここで、いささか
スエズ運河での座礁の件がちらつきますが
いったん鞘に納めます。
右肩上がりです。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
チャートを見るとアチコチにデコボコあり
上下に揺れた様子。
結果、この日、+2.17ドル上昇。
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
続いて
ナスダックも引け時点では上昇の姿を持ち
そのまま終えています。
いくつかの報道によると
ハイテク株の購入がいつも以上に進んだ様子。
で、ナスダックも引け時、3ケタ維持へ。
ともあれ
この日、26日のダウ、ナスダックは
25日の終値を上回って、続伸です。
ここで今一度
『バイデン政権の対コロナ姿勢』以外に
ダウ、ナスダックの上昇要因を拾うと
こちらが挙がってきます。
〇 四半期実質国内総生産(GDP確定値)
結果:4.3%
予想:4.1%
前回:4.1%
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9073
予想を上回った値です。
「これはよし」
と、気分は高揚します。
ほかにこちらも
〇 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
予想:83.6
前回:83.0
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9171
結果は前回を上回っています。
好感視材料と思うのです。
原油価格、じわじわ上昇
とはいえ、先ほども触れましたが
座礁の件
です。
スエズ運河の船舶通過が可能となるのは
いつになるか?
※ 23日座礁の模様、エバーギブン号。
コレが今後悪弊をもたらさねばよいのですが
(実際はもたらしている様子。)
気になるところ。
たとえば、ですよ。
スエズマックス以下のタンカーであれば
地中海とインド洋を通常行き来するものは
今、離礁待ち、待機していることも考えられ
原油の輸送の妨げとなっている!
コレは想像に難くないでしょう。
※ 基本、物流の障害が生じている!
こうなると原油価格はしばしの間としても
高くなる!
との想いに至るのです。
しかも、日本にとっては、今は円安。
つまり
従前から蓄えていた原油、精製品を含んで
その方面の価格が上昇するのではないか
と見なすわけです。
そこで、ココからが本題です。
早い話、原油、石油関連株の価格上昇が
起きるかもしれない?
ということ。
米国の株式市場ではコチラ
26日、ダウのシェブロン価格は上昇です。
107,48ドル(+2.41ドル)
Short Rangeながら
過去歴も合わせて見ておきましょう。
26日 107.48ドル
25日 105.07ドル
24日 104.70ドル
23日 101.97ドル
※ 数値引用:https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/history/CVX
何らかの影響を受けての上昇ではないか
・・と。
で、日本の株式市場においても
石油関連株は3月29日から離礁するまで
「上昇するのでは?」
と思いつつ目は向かう次第・・。
コンタロウ、今、ここまで触れながら
「他者の不幸で利を考えるさまに映るかな」
とも思うのですが
需要と供給のかかわりの話ですからね。
淡々とものごとを捉えた話として
受けとめていただけたら
と思うばかり。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)