今回は7月ごろから気になりはじめたもの
下降、下落傾向が進む株をひとつ取り上げる
ことにします。
株価下落だが業績悪くない!
冒頭で触れたとおり今、目を向けているのが
ヤマダHD(9831)です。
本年2月に発表された、こちら
『株主優待制度の変更に関するお知らせ』
※ https://www.yamada-holdings.jp/ir/press/2021/210204.pdf
これで魅力を失ったのか
緊急事態宣言解除後の巣ごもり需要低下を
見込んだのか、下落の傾向が目立ちます。
引用元:カブタン(https://kabutan.jp/stock/chart?code=9831)
ただ
業績は過去と現在、通期と3か月で見比べると
決して悪いものではないのです。
※ 引用元:カブタン(https://kabutan.jp/stock/finance?code=9831)
よいでしょう。
こちらもこの値です。
PER:6.2、PBR:0.59
(2021年10月29日現在)
また
2022年3月期の配当予想の発表はありませんが
2021年3月期の配当18円を対象にし
10月29日の株価で考えると
利回りは4.13%となり
「オオッ」となる数値と思われますが
いかがでしょう。
続いて
優待を考慮、1単元100株を対象にすると
その優待利回りは3.44%となり
合わせて7.5%を超えるものになります。
※ 引用元:ヤマダHDのIR(https://www.yamada-holdings.jp/ir/press/2021/210204.pdf)
だから、ですよ。
ここまでだけでも
「なぜ、株価が下がり続けるのか」
不思議なところ。
財務も悪くない!
次に財務状況(2021年4-6月期)を見ると
自己資本、剰余金はやや減少しており
自己資本比率もやや低下と映ります。
ただ、この部分、過去数年と比較すると
よいとは言えないものの悪いと一括りも
できないと思うところ。
※ 総資産は増えています。
引用元:引用元:カブタン(https://kabutan.jp/stock/finance?code=9831)
早い話
「悪くはないでしょう」
ということ。
業績予想の上方修正
そこで、これです。
10月29日に業績予想の修正が発表されています。
※ 引用元:ヤマダHDのIR(https://www.yamada-holdings.jp/ir/notice/2021/211029_1.pdf)
増減率から第2四半期で32.4%
2022年3月期通期では13.5%の増し。
目を見張るものと思いますが、いかが。
期待度が上昇します。
ただ
このお知らせ、29日の午前中に発表でしたが
あまり大きな反応はなかった様子。
当日下落分をやや回復しましたが
前日28日の終値には届かず、でした。
11月1日の市場に期待をつなげます。
(衆議院選挙で自民党が惨敗しない!)
(コレ条件ですけど、ね)
7-9月期決算発表、11月4日
ということで
修正が加味される予定の7-9月期決算発表は
11月4日です。
そして
ここで配当に触れるかどうか、興味深し!
(2022年3月期)
少なくとも18円は維持できる!?
と思いますが、どうでしょう。
ともあれ、ヤマダHD(9831)
「業績はよし!」
と見なすところ。
☆彡
【先走りごめんなさい】
第2四半期のEPSに目が奪われてやや先走った感じ。
営業利益と経常利益は前期比減ですね。
コレに触れずに走りました。
また
11月4日の決算発表内容をゆっくり見て
「業績はよし!」は言い過ぎでしたね。
「さほど悪くないのに」ぐらいがいいかも。
最終利益とEPSは「よし」ですが
少々勇み足でした、ご勘弁願います。
とはいえ、健闘している会社企業と思います。
11月4日の決算発表をただ、ただ、注視です。
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)
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