今回は
6月16日のダウ、ナスダック指数ほかを見て
「17日の日経平均株価、どうなる?」
と、チョイ思う・・です。
1 6月16日発表の米経済指標関連
2 6月17日のダウ、ナスダック指数
3 6月17日の日経平均株価はどう?
6月16日発表の米経済指標関連
6月16日、米経済指標関連で
「これは、チェックだよね」
と思うものを挙げれば、次の三つ。
はじめはこちら
〇 米住宅着工件数
(日本時間21:30)
結果:3.6%
予想:3.9%
前回:-9.5%(修正値-12.1%)
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210616&c=ALL&i=0
結果の値は前回値よりは上昇し
4月の凹みを回復した感じ。
予想値よりは小さくはありますが
まずは「よし」でしょう。
二つ目はコチラ
〇 米建設許可件数
(日本時間21:30)
結果:-3.0%
予想:-0.2%
前回:0.3%(修正値-1.3%)
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210616&c=ALL&i=0
結果は前回値、予想値より減少の数値。
ドル売りの傾向は一時的にしても
起こるかも・・
三つ目はコチラ
〇 米輸入物価指数
(日本時間21:30)
結果:1.1%
予想:0.8%
前回:0.7%(0.8%)
※ 数値引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/?d=20210616&c=ALL&i=0
上昇しています。
景況感はよいのでしょう。
ドル高への追い風になる?
興味深いところ。
・・と、ここまで取り上げましたが
米株式市場が開いたアト、しばらく
ダウは下降して様子見。
ナスダックは米長期国債利回り
(長期金利)低下を受けたためか
小幅ながらプラス域を走る程度。
劇的な変化を与えるには至らず!
でしょうか。
(16日23:30)
6月16日のダウ、ナスダック指数
6月16日のダウ、ナスダック指数です。
この日の米経済指標は
FOMCへの注目度が大きすぎたためか
あまり大きな影響を与えるには至らなかった
感じ。
そして
FOMCは強いパンチを与えた様子。
【FOMC発表】
〇 金融緩和施策を今はいじらない
〇 インフレは今のみか一時的なもの
〇 テーパリング・・考え始めている
〇 政策金利上げは前倒しで2023年
【パウエル議長会見】
〇 金融緩和施策は景気回復まで継続
〇 インフレは『急』から『緩』へ
〇 政策金利上げは見通し
〇 テーパリングは考えることを考える
ダウは前日値よりマイナス域を走り
微速前進の中、FOMC発表でガクッと凹みを
持ちます。
ですが、引けの指数を見る限り
意外と株式市場は耐えた感じです。
【ダウ】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
● モデルナは4ドル未満ダウン!
● ファイザーは1ドル未満ダウン!
● ボーイングは5ドル未満ダウン!
● ゴールドマン・サックスは1ドル未満ダウン!
● キャタピラー2ドル超えダウン!
● モルガン・スタンレーは1ドル未満アップ!
● デルタ航空は0.1ドル未満ダウン!
● ナイキは0.1ドル超えアップ!
※ 「とにかく売っとこ」って感じ
⇒ 金融関連はチョビ芽があるかも。
一方
ナスダックは比較的低い米長期国債利回り
(長期金利)の影響もあって・・
【米長期国債利回り】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
・・プラス域で発進します。
が、FOMCの発表を受けるや
米長期国債利回りが大きく上昇へ展開!
そのためかナスダックは下落へ。
その後、やや戻しますが
マイナス域で引けを迎えます。
こちらも売りが進んだ様子。
ただ、引け近くでの指数上昇はなぜ?
単に買戻し?
それとも
米長期国債利回り(長期金利)の上昇が
1.5%半ばで止まったから?
いささか、気になるところ。
【ナスダック】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
● アルファベットは7ドル未満ダウン!
● アマゾン・ドット・コムは32ドル超えアップ!
● ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは1ドル未満アップ!
● アメリカン航空グループは0.1ドル未満アップ!
● テスラは6ドル未満アップ!
● ネットフリックスは1ドル未満アップ!
● アップルは1ドル未満アップ!
● マイクロソフトは1ドル未満ダウン!
● フェイスブックは6ドル未満ダウン!
※ 上下いろいろ
・・で
〇 ダウは続落!
〇 ナスダックも続落!
〇 S&P500も続落!
※ 引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
ところで
コンタロウが日々気にしている原油価格
こちらを目に入れますと、ね。
この日は71-72ドル台。
FOMC発表前の時間帯では
73ドルに届くかの勢いを持ちます。
が、同発表後はダウに倣ってか急速に下降
ただし、71ドル台でとどまります。
【原油先物】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/oil/
そして
気になるのが石油採掘会社の株価。
〇 シェブロンの株価は1ドル未満ダウン!
〇 エクソン・モービルは1ドル未満ダウン!
FOMC発表、パウエル議長会見は少なからず
影響を与えたようです。
(こういうの日本もモロ受けでしょう。)
・・・・・
ほかに
為替ドル円はドル高基調の様子。
米国時間午前中の米経済指標の発表では
皆無ではないもののさほど見られず
であったものが
FOMC発表、パウエル議長会見後は
米長期国債利回り(長期金利)は上昇
それもあってかドルは駆け上がります。
【為替、ドル円】
※ 引用:https://nikkei225jp.com/fx/
そんなこんなでコンタロウなりに
受けとめたものをまとめるとこんな感じ。
6月17日の日経平均株価はどう?
そこで、6月17日の日本の株式市場・・
「どうなるか」
ですが
米株式市場の結果に倣って
「結果は下がる、下がるよ」
と思うところ。
値がさ株、景気敏感株は下落かと。
金融、銀行株・・よいかも
ただ、しまいまで見ないとわかりませんが・・
エネルギー関連は原油先物価格の動きから
小康状態なら「よし」とするところ。
もちろん、上下幅はそれぞれでしょう。
そこでコンタロウが注視するところは
ダウ先物。
ココ、今(7時台)、右肩下がりで
マイナス域沈降中。
日経平均株価、前場のみならず、後場も
下がり続けるかも・・
しばらく、FOMCの影響が和らぐまで
待ちかもしれません。
ということで
今回はここまでとなります。
おつきあいいただきありがとうございました。
失礼します。
![](https://rabbitcarius.com/wp-content/uploads/2021/02/konntaro9.gif)
【あとがき】
ご覧の方々に何か印象を持っていただければ
と、日々あたっています。
是非、お寄りください。
よろしくお願いします。
なお、数値は参照程度でごらんください。
資料に「忠実に」と努めていますが
引用元の変更に間に合わない場合ほか
コンタロウの誤記載もたまにあります。
(点検、修正には努めています。)
![](https://rabbitcarius.com/wp-content/uploads/2020/11/-e1618316826207.jpg)