JAXAの【H-2A】ロケット29号機の打ち上げ成功! Telstar 12 VANTAGE は静止軌道の近くまで行く?

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世相 雑談

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ロケットの打ち上げで思うこと。

通信衛星打ち上げ競争?

H-2A(H-IIA)ロケット
29号機の打上げ 成功!

何はともあれ喜ばしいです。

カナダの Telesat 社の通信放送衛星
Telstar 12 VANTAGE を
搭載したロケットのことです。

ちなみに
今回の打ち上げ関連の関係組織はこちら。

宇宙航空研究開発機構
三菱重工業株式会社

(宇宙航空研究開発機構:JAXA)

それにしても
ずいぶんと画期的なものです。

2段ロケットで衛星の必要とする
静止軌道近くまで
慣性飛行部分を含めたとしても
近づくわけです。

そして
ここまでは行けば
アトは衛星が到達できるだろう
というところで切り離すのです。

従来の壁を乗り越えたことに
なるようです。

今までは宇宙空間に打ち上げたら
アトは衛星自身がブースターを点火
その後は自力で静止軌道まで
向かっていたとあります・・から。

静止衛星
赤道上空の高度約35,786kmの円軌道
地球の自転周期と同じ周期で公転

ですから
従来は赤道近くに
打ち上げ基地のあるところが
有利とされていたわけです。

赤道近くに打ち上げ基地を
持っているのは欧州宇宙機関
European Space Agency
JAXA H-2A

ところが今回のH-2A(H-IIA)
ロケット29号機の打上げの成功で

赤道から離れていても
衛星に負担をかける度合いを
限りなく小さくすることが
可能になるということです。

このことは
衛星の燃料消費の節約に
つながるとのこと。

結果的には衛星の運用寿命を
伸ばすことにもなるようです。

ですから
今後はアリアンロケットに
対抗できる素地を
H-2A(H-IIA)ロケット29号機は
実績として残したことになるのでしょう。

ところで
JAXAのページから
今回の打ち上げシーケンスを見ると
とても興味深いです。

まず個体ロケットブースター分離から
衛星フェアリング分離第1段・第2段の分離までは
従来と変わらないようです。

ですがここからはいろいろと
想像させてくれます。

第2段エンジンにかかる推力の出し方です。

第1回推力立上~第1回燃停~(慣性)
4分7秒~(11分43秒)

第2回推力立上~第2回燃停~(慣性
3分50秒~(3時間49分19秒)

第3回推力立上~第3回燃停~(慣性)
44秒~(3分25秒)
※ 立上:立ち上がり 燃停:燃焼停止

そして、Telstar 12 VANTAGE 分離・・に至る。

この一連の流れの中で
第2段エンジンの第1回と
第2回の推力立ち上がりが
大きなポイントのように思えます。

特に
第2回の燃焼停止から
第3回の推力立ち上がりまでは
3時間49分19秒

かなり長い時間を
慣性飛行に委ねているように
見えますから。

担当者にとってはこのあたりが
一番気がかりではなかったのかな!
と思ったりもします。

この間の慣性飛行によって
Telstar 12 VANTAGE が必要とする
静止軌道の近くまで

できるだけ接近しなければならない!
と思われます。

ですので
第1回と第2回の推力立ち上がりには
相当神経を使ったと思います・・ね。

また
第3回立ち上がりの燃焼時間が
44秒とあり

第1回・第2回の立ち上がりに要した
燃焼時間より比較的短く
慣性飛行の時間も3分25秒まで
引っ張っているので

土壇場で慌てるようなことは
なかったような気もします。

おそらくは
第2回の立ち上がり燃焼で
予定通りと思われる位置に
近づいていたのでしょう。

もちろん、想像です。

さらに
結果として成功とありますので

実際のところ44秒の燃焼時間
3分25秒までの慣性飛行という数値は

どのようにJAXA、三菱重工業の関係者は
受け止めていたのか
興味深いところでもあります。

ともかくも
今回の打ち上げ成功によって

JAXA、三菱重工業が明らかにしていた
基幹ロケット高度化開発の成果の
第2段機体への適用化・・

これは予定通りの性能であったことは
間違いないようです。

そのポイントである長時間飛行や
第2段エンジン再々着火が
運用どおりできたことを
意味しているのでしょう。

・・と
諸説プンプンの指南書を読みながら
素人なりに咀嚼したことを
並べてみました。

ともかくも
今後の商用衛星打ち上げに
弾みがつくことを祈念するところです。

(オワリ)

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