コンタロウです。


今回は株式で用いる言葉、用語(TERM)

買いを定める際の判断基準一つ(と思う)

ベーシックな内容について


コンタロウ自身、復習、おさらい兼ねて

触れてみたいと思います。


対象の用語は PERPBR です。


それでは始めてみます。


目次
1 PERをもう一度
2 PBRはコレ
3 PERとPBRの違いって?

PERをもう一度

前回はPERを取り上げました。

が、もう一度おさらいしてみます。

こちらは株価と利益を比較する際のもの


アカマルのところ

※ 加工引用:https://kabutan.jp/


購入したい株の株価が高いか安いか

いわゆる割安具合を推し量る際に重宝。


そして

株価収益率(Price Earnings Ratio)

と呼ばれ


PER = 株価/1株あたり当期純利益(EPS)

【EPS】
1株あたり当期純利益(1株あたり純利益)

株価に対し

「1株あたりの当期純利益の何倍にあたるか」

として、割安か否かを判断します。


そこでPERは値が小さくなるほど株価は割安へ

値が大きくなればなるほど割安度は小さくなる

ということになります。


「一般的には・・」と言いましょうか

コンタロウが教わった範疇において

具体的な数値を挙げると


PERが15以下であれば割安!とされ

それ以上であれば、割安ではない!

とのこと。

PBRはコレ

続いて、今回はもう一つ

割安如何の判断材料として用いられるものを

取り上げます。


PBR です。


アカマルのところ

※ 加工引用:https://kabutan.jp/


すでに触れてしまいましたが

こちらも購入したい株の株価が高いか安いか

それを見極めるために用います。


ただし、PERと異なり

株価と純資産を比較し求めます。


そして

株価純資産倍率(Price Book-value Ratio)

と呼ばれ

PER = 株価/1株あたり純資産


株価に対し

「1株あたり純資産の何倍にあたるか」

として、割安か否かを判断します。


そこでPERは値が小さくなるほど株価は割安へ

値が大きくなればなるほど割安度は小さくなる

ということになります。


一般的には、と言いましょうか

コンタロウが教わった範疇において

具体的な数値を挙げると


PERが1以下であれば割安!とされ

それ以上であれば、割安ではない!

とのこと。

PER、PBRの違いって?

ところで

PERとPBRの指標値を用いる際の方向性!

これについて考えてみます。


基本、株を購入する側から眺めれば

PER、PBRの双方ともに

求めたい株の株価が適切、妥当かどうかを

推し量るものでしょう。


それも1株当たりの価値が高いかどうか


この場合、将来性が望めるものであり

かつ

おトクな感じで割安と見なせるかどうか


と判断する際の一助となるものです。


ところが

PERとPBRは株価と比較する対象によって

その性格が異なっています。


【各々の比較対象】

PER 1株あたり当期純利益
PBR 1株あたりの純資産



PERの場合、比較対象の値は過去の値ではなく

予想値です。

大概、このような表現がされていますよね。

『1株当たり予想当期純利益』


つまり、将来を対象に推し量るわけです。

となると、赤字になった際ははじけません。

なぜなら、ゼロ未満ですから、ね。


一方、PBRは対象が純資産です。

こちらは過去から現在まで連綿として

築き上げたもの。

それが株価の価値を推し量る材料となるのです。


ザクッと見れば


【各々が向く方向】

PER 将来が対象
PBR 過去から現在が対象



となるでしょう。


ですから

多くの方々には釈迦に説法とは存じつつも


株の購入、求めにあたっては

PERとPBRをセットで考慮することが望ましい

と思うのです。


ということで、ここまでコンタロウなりに

まとめたものを表すとこんな感じ。


今回はここまでとなります。

おつきあいいただきありがとうございました。

失礼します。

【あとがき】

ご覧の方々に何か印象を持っていただければ

と、日々あたっています。

是非、お寄りください。

よろしくお願いします。

なお、数値は参照程度でごらんください。

資料に「忠実に」と努めていますが

引用元の変更に間に合わない場合ほか

コンタロウの誤記載もたまにあります。

(点検、修正には努めています。)



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