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日本は東西に地震も火山の活動も活発と
あらためて思わせる今日の出来事から。
今回は薩摩硫黄島。
同島の硫黄岳が噴火警戒レベル2の対象へ。
これに徒然に思うこと。
項 目
1 薩摩硫黄島!どうなの?
2 噴火警戒レベル2って何?
どこ?薩摩硫黄島!
最初に、薩摩硫黄島の呼称は知らなくても
本土に近い硫黄島!と言えば「ああ、あれ」
と察してくれる人が多いそうです。
ともかくも、年が明けてから微弱ながらも
ここは火山性地震が増えているところ。
そのためかやや落ち着かない空気も流れて
いるようです。
気象庁ホームページの福岡管区気象台
(鹿児島地方気象台)の掲載資料を見ると
次のことに触れています。
今年になり1日から火山性地震の増加アリ。
5日の16時までに28回を数えるとのこと。
1月4日 | 49回 |
---|---|
1月5日 | (16:00)28回 |
そして極めつけはこれです。
小規模な噴火の可能性 |
---|
があるかもしれない。
やはり危険でしょう。
ところで、島は鹿児島県三島村の行政区域で
あり、空港はじめ交通機関は他島に比べ整備
されている様子。
住民も120人ほどとなっています。
それもあり大事になることを考慮。
早めの注意喚起として発表したのでしょう。
蛇足ながらも、ここは平家物語で登場する
俊寛僧都が流された島とも言われ、その正否は
ともかく歴史によく登場する場所。
また、話題の本筋である火山の硫黄岳でよく
知られるところでもあるのです。
そして、どこかと言えばこのとおり。
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また、入山規制となるところは硫黄岳。
http://www.gsi.go.jp/
地理院地図加工
噴火警戒レベル2って何?
まずは火山性地震の増加前と比較した場合
際立った変化はないようです。
気象庁によると、白色の噴煙が火口縁上の
400mまで上がっているとありますが
状況の変化として大きく取り上げるもの
ではないとのこと。
とはいえ、落ち着かない状況には見えます。
ですが、今すぐ大きな行動を起こすまでには
至らないのかもしれません。
ただ、気象庁では5日11時00分に薩摩硫黄島に
火口周辺警報を発表!
噴火警戒レベル2の火口周辺規制です。
その前に噴火警戒レベル全体を見ると
このとおり。
噴火警戒レベル(簡略版)
1 | 活火山留意 |
---|---|
2 | 火口周辺規制 |
3 | 入山規制 |
4 | 避難準備 |
5 | 避難 |
そして。
火口周辺規制
《火山活動からの影響》
火口内や火口の周辺部で |
---|
生命に危険を及ぼす |
火山活動(噴火)が発生 |
あるいはその恐れアリ |
《避難の度合い》
火口周辺 |
---|
立ち入り規制 |
要は硫黄岳の近くに近づかない方が良い!
ということでしょう。
その他の注意としてはこのようなものアリ。
火口から概ね1kmの範囲 |
---|
噴火の飛散噴石に警戒 |
程度の円が該当。
いざとなった際の激しさが想像できます。
ところで、確かここに『東温泉』と呼ばれる
温泉があるのです。
火山も温泉が生まれる程度でおとなしくして
くれるとありがたいのですが・・。
なんとか穏やかに収まって欲しいものです。
今回も徒然に思うのです。
(オワリ)

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