侮れない『インバウンド』の威力? 観光庁資料見て思う・・消費効果は仰天規模だ!

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世相 雑談

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観光庁が「訪日外国人消費動向調査」として
平成27年(2015年)間値の(確報)を
出したとのこと。

基本的に速報と大きく隔たるものはないようです。
しかし、あらためて インバウンド(訪日外国人)
力を感じます。

項 目

1 プロローグ
2 年度予算一般会計歳出総額との比較規模
3 インバウンド旅行消費額(上位の国別)
4 インバウンド1人当たりの買い物金額
5 中華圏等への政府の姿勢も納得だ!

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プロローグ

観光庁のデータを見ると多少の数値の変動はありますが
1月に示された速報値と大差のある話ではないようです。

平成27年のインバウンドの旅行消費総額
平成26年比71.5%上昇です。

この伸びは驚異的でしょう。
また、どこまで続くのか興味深いですね。

《インバウンドの旅行消費総額》

  平成27年   平成26年
  3兆4771億円   2兆278億円

そして、インバウンドの数自体もすごい!
確かに、これではどこ行っても出会いそうですよ。

外人さんに・・ね。

  平成27年   平成26年
  1974万人   1341万人

平成26年のおよそ5割増しのインバウンドが
来たわけです。

しかも、政府は4年後には2倍、14年後には3倍に
すると言っています。

  平成27年   平成32年   平成42年
  1974万人   4000万人   6000万人

※ 平成32年:2020年 平成42年:2030年

相当なメリットがある?

中でも、中国に対して
政府はビザの発給要件の緩和を進めると
言っていますから、それ相応のものがあると見るべきでしょう。

ちょっとそのあたりから探検してみます。(笑)

年度予算一般会計歳出総額との比較規模

まず、平成27年インバウンドの旅行消費総額は
3兆4771億円です。

これがどのぐらいの規模であるのか
日本の「年度予算一般会計歳出総額」と比べてみます。

すると平成28年度の一般歳出は96兆7218億円ですから
規模としては3.5%強の数字を持つ金額です。

もちろん、このインバウンドの旅行消費総額が
そのまま歳入の部分に入るわけではありません。

あくまでもインバウンドが生み出す数字の規模がどの程度!
という視点の話です。

それにしても、大きな数字であることに間違いはないでしょう。

インバウンド旅行消費額(上位の国別)

では、このインバウンドの皆さんが日本に来て
いっぱい消費してくれることはわかりますので

続いて、国・地域別のインバウンドの旅行消費額について
上位6位までを見ると、こんな感じです。

《インバウンドの旅行消費額》

  国・地域   平成27年   平成26年
 1 中国  1兆4174億円   5583億円
 2 台湾    5207億円   3544億円
 3 韓国    3008億円   2090億円
 4 香港    2627億円   1370億円
 5 米国    1814億円   1475億円
 6 タイ    1201億円    960億円

圧倒的に中国からのインバウンドの消費額は大きいですね。

インバウンドの買い物金額

続いて
インバウンドの買い物にかける金額を見るとこんな感じです。

 インバウンド旅行消費総額  消費額(買い物金額)
 3兆4771億円  1兆4539億円

だいたい
総額の3分の1強の金額は何らかの品物を買ったものと
考えてよさそうです。

見方によっては
この金額分を輸出していることと変わらないわけですから。

日本にとって、インバウンドの存在は
とてもありがたいものに映るのは自然の成り行きでしょう。

ここで、国・地域別に先ほど同様に6か国を見てみます。

《国・地域別のインバウンドの買い物金額》

 国・地域別  消費額(買い物金額)
 1 中国   8088億円
 2 台湾   2188億円
 3 香港   1100億円
 4 韓国    888億円
 5 タイ    428億円
 6 米国    302億円

ここでもトップは中国です。
しかも、台湾、香港と続き、中華圏で上位3位まで占有です。

さらにここで、インバウンド1人当たりの買い物金額を追ってみます。

インバウンド1人当たりの買い物金額

前項では国・地域別のインバウンド購買力を見たわけですが
上位10位までを対象にインバウンド1人当たりの買い物としての
購買力(?)を見てみます。

ここで推し量れることは、インバウンドのうち国・地域別に
どこから来た人をターゲットにすれば

あるいは「し好」をどこに合わせれば、物を買ってくれるか
ということにもつながるところでしょう。

《インバウンド1人当たりの買い物金額》

 国・地域別  1人あたり買い物金額
 1 中国   161,973円
 2 ベトナム    75,164円
 3 香港    72,145円
 4 シンガポール    60,415円
 5 台湾    59,500円
 6 ロシア    54,270円
 7 タイ    53,694円
 8 マレーシア    49,454円
 9 フィリピン    42,809円
10 インドネシア    40,338円

上位5位までに中華圏が3つ占めています。
もちろん、トップは中国です。

ところが、2位はベトナムですね。
ということは、ベトナム人も中国人ほどではないにしても
買い物が好きなんでしょう。

そして、6位にロシアです。

ロシア人が日本に来ることは、数値的にはあまりないようです。
しかし、来たら結構な額で買うように読めますね。

これも見落とせないところでしょう。

その他、タイ、フィリピン、インドネシアも
日本の商品を買ってくれるお得意さんのようです。

逆に言えば欧米系のインバウンドは日本での買い物よりも
むしろ、文化、芸術、自然といった心で感じるものを対象に
日本に来ているのかもしれません。

あと冬はスキー場もありますから。

ともかくもインバウンドの国・地域によって
「し好」が大きく2分されるようです。

中華圏等への政府の姿勢も納得だ!

ということで、まとめに入ります。

「し好」のところは、まずはさておき
日本、そして日本の経済への好影響を考えるにあたっては

これらの数値から考えると、まずはインバウンド・・侮りがたし!
ですね。

そして、その中でも中国をはじめとした中華圏からの訪日は
とても大きなものがあると言えるのでしょう。

その背景下で、政府が平成32年にインバウンドの倍増化を
目標に掲げるのは自然の成り行きかもしれません。

正直、こんなにインバウンドつまり外国人を国内に流入させて
治安とか様々な問題は大丈夫なのかという懸念も抱くわけです。

ですが、経済効果の大きさを考えると
今の日本の状況からすればこれを活用していく
選択肢が膨らむことは当然かもしれません。

また、政府の目標人数達成に向けた施策のうち
ビザ発給の緩和に
中国はもとより他の3国も対象になることは

 中国
 フィリピン
 ベトナム
 ロシア

インバウンド1人当たりの買い物金額を考慮すれば
まさに自然の流れかも!

ともかく、国は経済力の強化にインバウンドを活用したい
動機が満載の観光庁の「訪日外国人消費動向調査」に見えます。

(オワリ)

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