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若者言葉、『盛る』って?
今回は「こういうものもある?」なんてこと思いつつ、興味を感じる対象です。
『若者言葉』と呼ばれるものです。
耳を傾けてみると、日頃10代との接点が少ない僕は少々疲れましたが、でも、話を聞くと結構楽しいのです。
1 「盛る」って!
2 若者言葉を探訪する
「盛る」って!
まずは「若者言葉を知ろう!」という感じで大きく声を上げたつもりですが、それほど勇ましいものではなく。
僕自身のボキャブラリーの貧困さを解消するため、もう少し言葉の領域を「増やせればいいかな!」という思いで、語りの風呂敷を広げてみます。
それではおもむろにパラパラと進めます。
先日、姪っ子の高校のダンシングチームが参加する場で、姪っ子はじめそのメンバーを撮影する機会を持ったことがはじまりなんですね。
そして、その結果を昨日見せたところ、とても喜んでくれました。
それはそれでよかったできごとですが、その時です。
姪っ子が発した言葉、これがチンプンカンプンなのです。
それがこちら。
盛る
なんでしょうね?
そこで、こっそり身近な人たちに聞いてみると、こういうことらしいのです。
『普段より綺麗、実際より綺麗に写っている』
もう少し、突っ込んで聞いてみます。
すると、こういうことも表すとのこと。
『話が大げさ』
『髪がふんわりモコモコ感じで大きく膨らんで見える』
『化粧が濃い』
『脚色してよく見せる』
『画像を修正よく見せる』
最後のものは、最初のものと似ています。
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どうやら、まとめるとですね。
事実を誇張化、誇大化 |
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要は、現実よりも「よく」したようにすること。
実際よりも「よく」見えることをですね。
盛る
と表現するようです。
しかも、男子より女子高校生が多用とあり、このあたりのいきさつに触れると、女子はファッション系への関心が高いこと。
それが関係しているようです。
「化粧にも関係するかな」なんて、言っていましたからね。
そして、しばらく間をおいて、あらためて姪っ子はじめ、今の高校生に聞くと。
「遅れている!」と即座に反応が返ってきましたので、それぐらい、今の女子高生は言葉への創造力があるのでしょう。
若者言葉を探訪する
ところで、これも時代の流れ・・?なんて、勝手に黄昏(たそがれ)ても仕方がありません。
ですので、この機会にちょいと若者言葉を探訪してみます。
いろいろありますよ。
【激おこぷんぷん丸】 |
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とても激しく怒る |
これは結構有名らしい・・ですね。
それでは続けて、こちら。
【ガチしょんぼり沈殿丸】 |
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とてもひどく落ち込む |
【おにおこ】 |
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怒っている |
最初これを聞いた時、思わず「何それ!」と言ってしまいましたが、そのように受け止めてはいけないそうです。
何ごとも平静で気持ちを汲み取るような感覚を持つ!
これが肝要とのこと。
話戻りまして、続けます。
【おこなの?】 |
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怒ってるの? |
これはわかりやすいです。
【ムカ着火ファイヤー】 |
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とてもひどく怒る |
この意味はですね。
「どうしようもないぐらい」勢いを持って、怒りに火がつき燃え盛っていること。
【おそろ】 |
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おそろい |
これは最初、怖ろしいの略語かと思ったのですが、違いました。
【まるっと】 |
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丸い様子をあらわす |
丸ごと全部の意味のようですね。
【ガチ】 |
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本気、本格的である様子 |
これは僕でも知っていました。
ガチンコとかいうものです。
この略。
【後でしょ】 |
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先延ばしにする |
ちょっと前に流行った「今でしょ」の反意語のようです。
【まじるんるんご機嫌丸】 |
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非常に機嫌がよい |
なんか「めんどくさいなあ!」という感じもします。
ですが、これも流行っているそうです。
それにしても怒りというか、怒った時の表現が多い様子。
最近は若い人で怒る人が多いの?なんてことも頭に浮かべたりして想像は膨らみます。
とにかく、いろいろと考えるきっかけになって、これはこれでよいのでしょう。
他にも、いろいろあるとは思いますけど。
ともあれ、身近な人に尋ねてみたら「こうでした!」という感じです。
何と言っても、『若者言葉』ですからね。
高校生ほどの年齢の人達には自然に受け止められているものですが、少々抵抗を感じても、知るだけでずいぶんと距離感が縮まった思いはするのです。
ということで、今回もこのようにとりとめもなく頭に浮かぶものをお披露目しました。
では。
(オワリ)

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